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2024年10月19日土曜日

楽天証券、海外転勤時のNISA口座での継続保有が可能に

楽天証券は、海外赴任時のNISA口座での継続保有可能商品を大幅に拡充します。



ソースはこちら。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/company/newsrelease/pdf/press20241017.pdf


楽天証券で海外赴任時にNISA口座で継続保有可能な商品はこれまで日本株だけでしたが、2024年内に投資信託ETF外国株も継続保有可能になります。



NISA口座の保有者が海外赴任する場合、多くの金融機関ではNISA口座を維持することができないところ、ネット証券会社では楽天証券のみが日本株に限定して継続保有することができていました。
【参考】
●NISA、海外赴任でも継続可能に
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/08/nisa_16.html



しかし、インデックス投資にとってバイアンドホールドこそが成功の秘訣であって、海外赴任時にいちいち売却していたのでは資産形成に成功することはできません。

ネット証券会社の中で楽天証券がいち早く海外赴任時のNISA口座での継続保有に対応するのは非常に喜ばしいことだと思います。

対応検討中のSBI証券、auカブコム証券も早急に対応してほしいですし、対応する意欲がないマネックス証券にも態度を改めてほしいものです。


【2024.11.11追記】

コメント欄で情報提供をいただきました。

マネックス証券も、2025年春に日本株と投資信託に限ってNISA口座での継続保有が可能になります。


■出国時のNISA口座継続対応について
海外転勤などで日本を離れ出国した場合、届け出を行っていただくことにより、NISA口座の閉鎖、課税口座への払い出しなどをせずにNISA口座を継続保有することが出来るよう、 対応を進めております。 
対応商品:日本株、国内公募株式型投資信託
対応時期:2025年春頃を予定
詳細はサービス開始時に改めてお知らせいたします。
https://info.monex.co.jp/press/pdf/press2024_9_13_NISA_pr.pdf


4 件のコメント:

  1. まあ大した人数でもないだろうし、老後を日本で暮らすつもりの人への対応策としては良いと思うのですが、

    ・NISAは日本国の所得税・住民税を非課税にする制度
    ・非居住者(海外出国中の者)は日本国へ所得税・住民税を納める対象ではなく、当然ながらNISAも対象外

    という原則の中で、この手続きによって、帰国後、継続保有期間中(海外出国中)の値上り益も含めて丸ごと非課税というのは、どういう整理でOKになっているのだろう?と感じます。
    また、配当がある場合は、海外出国中も非課税で預かり金口座へ入金されるわけですよね。(よく分かっていませんが)課税口座だと海外出国中でも配当に対して所得税・住民税が課税される。これってNISAの恩恵を受けているのでは?とか。

    返信削除
  2. コメントありがとうございます。

    >配当がある場合は、海外出国中も非課税で預かり金口座へ入金されるわけですよね。

    国税庁は5年半前にNISAの特例を認めていたのですが、証券会社が対応するまでに時間がかかったということなのでしょうね。
    https://www.nta.go.jp/publication/pamph/pdf/nisa_qa01.pdf

    返信削除
  3. いつもブログを拝見し新しい情報を得ることができ、感謝しております。


    さて、記事の中の以下の部分について、
    ≻対応する意欲がないマネックス証券

    2024 年9月13日付マネックス証券のプレスリリース
    https://info.monex.co.jp/press/pdf/press2024_9_13_NISA_pr.pdf


    マネックス証券も来年春から海外赴任時でもNISA口座で、日本株、国内公募株式型投資信託を持つことができるようですね。

    ■出国時のNISA口座継続対応について 海外転勤などで日本を離れ出国した場合、届け出を行っていただくことにより、NISA口座の閉鎖、課税口座への払い出しなどをせずにNISA口座を継続保有することが出来るよう、対応を進めております。
    対応商品:日本株、国内公募株式型投資信託
    対応時期:2025年春頃を予定

    返信削除
  4. 情報提供ありがとうございます。

    >マネックス証券も来年春から海外赴任時でもNISA口座で、日本株、国内公募株式型投資信託を持つことができるようですね。

    これは朗報ですね。
    本文に追記しておきます。

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