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【先頭固定】誰でもできる超カンタン投資術(2025.2)

本稿は、当ブログ(「 たわら男爵のインデックスファンド投資術 」)及び旧ブログ(「 40代でアーリーリタイアしたおっさんがたわら先進国株でベンツを買うブログ 」)の集大成として、何らの知識がなくても実践できる資産形成の具体的なやり方をお伝えするものです(この記事の後で カテゴリ ...

2024年11月20日水曜日

SBI・SCHD、楽天SCHDの半値で登場(2024.12.20~)

米国ETFの「Schwab US Dividend Equity ETF」(SCHD)を買うだけファンドである「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」が大人気です。
2024年9月27日で楽天証券で販売がスタートすると、11月5日には純資産額500億円に到達し、今では純資産額700億円を目前にしています(11月19日付け純資産額は691億8800万円)。

しかし、その信託報酬は税込0.192%(うちSCHDの経費率0.06%)。
スリムオルカンの0.05775%に慣れてしまった我々の目には高く映ります。

私は、SBIアセットが二匹目のドジョウを狙って税抜0.058%でSCHDを買うだけファンドを出してくると予想していましたが、楽天SCHDの新規設定から3か月後である12月20日、信託報酬0.1238%(うちSCHDの経費率0.06%)の「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型」が新規設定されます。


リリースが出ています。

●SBIアセットの米国高配当・増配株式(年4回決算型)ファンド第4弾 『SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)』 (愛称:S・米国高配当株式100)の募集・設定のお知らせ
https://www.sbiam.co.jp/news/pdf/4e5068e5afb581fdb55765ea5d15f23f02a93533.pdf
SBIアセットマネジメント株式会社は、米国の高配当株式に投資を行う公募投資信託「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」( 愛称:S・米国高配当 株式100)(以下「本ファンド」)を、2024年12月6日(金)より募集を行い、2024年12月20日(金) に設定・運用を開始いたしますのでお知らせいたします。
本ファンドは、米国上場の「シュワブ・米国配当株式ETF」(投資対象ETF)への投資を通して、米国の株式を実質的な投資対象とし、配当等収益の確保および中長期的な値上がり益の獲得をめざすファンドです。投資対象ETFは、ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックスのパフォーマンスへの連動をめざす上場投資信託(ETF)であり、REITを除く米国株式の中から、連続10年以上配当を支払っている約100銘柄で構成されています。




というわけで、楽天SCHDの信託報酬0.132%(SCHDの経費率を含まず)の半値(48.3%)でSBI・SCHDが新規設定されることとなりました。
いつものとおり2週間の当初募集期間が設定されますので、この期間にどれだけの純資産額を集めて12月20日にスタートできるかが勝負です。SBI・SCHDは楽天SCHDの半値以下の超低コストですので、楽天SCHDからかなりの顧客が流れるものと思われます。

なお、本日付け有価証券届出書によると、販売会社はSBI証券だけです。

10 件のコメント:

  1. NISA口座の楽天への流出に泡を食ってなんとか年内リリースに間に合わせたようですね
    SBIなら信報も安いし保有ポイントがもらえる
    但しクレカポイントでは不利

    ただそもそもSCHDは人気が過剰
    発売以来10年くらいの配当利回りと増配率、パフォーマンスがVYMより高いので投資系ユーチューバーが煽りに煽っている
    しかし本来、配当利回りと増配率、株価パフォーマンスの高さは両立しない
    コロナやウクライナ紛争勃発前後の高配当株(エネルギーや資源などの低クオリティ)が一時的に急上昇したり増配したりして、低クオリティ多めのSCHDのパフォーマンスが良かっただけ
    実際、最近はVYMにしっかり負けている

    古参ブロガーが盲目的にオルカン贔屓になったり、ユーチューバーがSCHDを過剰に持ち上げたり、なんだかなー

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  2. いつも勉強させていただいています。私はスリム先進国をメインに積立ておりますが53歳と言うこともあり、高配当のschdにも興味を持っています。男爵様は高配当投資信託等には否定的なお考えでしょうか?

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  3. コメントありがとうございます。

    >SCHDは人気が過剰

    中身をきちんと分析して買っている人は少なく、単に予想配当利回りだけを見て買っている人がほとんどであるような気がしています。

    >私はスリム先進国をメインに積立ておりますが53歳と言うこともあり、高配当のschdにも興味を持っています。

    本気で資産形成をしたいのであれば、そのままスリム先進国株を買い続けたほうがよいと思います。
    私は、暴落時にたわら先進国株はホールドできても、配当利回りが元に戻ると信じて高配当株ファンドをホールドすることはできそうにありません。

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  4. アドバイスありがとうございます。巷の声に惑わされましていました。

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  5. いつも有益な情報ありがとうございます。数字がずれていませんか?私の勘違いであればご放念下さい。

    現行テキスト「というわけで、楽天SCHDの信託報酬0.132%(SCHDの経費率を含まず)の半値(48.3%)でSBI・SCHDが新規設定されることとなりました。」

    修正案「というわけで、楽天SCHDの信託報酬0.192%(SCHDの経費率を含まず)の6割(64.5%)の0.1238%でSBI・SCHDが新規設定されることとなりました。」

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    1. 理解しました。経費中の自社努力で減らせる箇所の比較ということですね。ありがとうございました。

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  6. コメントありがとうございます。

    >数字がずれていませんか?

    米国ETFの経費率を除くと、

    楽天 0.132%
    SBI 0.0638%

    ですので、SBIの信託報酬(米国ETFの経費率を含まない)は楽天の48.33%になります。

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  7. 兵庫県知事選挙で再選した斎藤さんの件、新たな報道が出てきましたね。

    https://news.yahoo.co.jp/articles/5d8795572258c721ab9700492f42944782b5b721

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  8. コメントありがとうございます。

    >斎藤さんの件、新たな報道が出てきましたね。

    いろいろな意味で残念すぎるとしか言いようがないです。

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  9. ※齋藤知事と立花党首に関するコメントをいただきましたが、承認すると法的リスクがあるため、削除しました。

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