「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(スリムオルカン)は、2024年12月17日、純資産額5兆円に到達しました。
投資信託の純資産額ランキングは、次のとおり(上位5ファンドのうち、アクティブファンドは第3位の1ファンドのみ)。
1,スリムS&P500 6兆3875億円
2,スリムオルカン 5兆0146億円
3,AB・米国成長株投信Dコース(H無) 3兆3543億円
4,SBI・V・S&P500 2兆0311億円
5,楽天VTI 1兆8508億円
このように、純資産額6兆円のスリムS&P500と純資産5兆円のスリムオルカンが他を圧倒しています。
スリムS&P500の純資産額の推移は、次のとおり。
1兆円 2022年2月10日
2兆円 2023年5月1日
3兆円 2023年12月20日
4兆円 2024年3月21日
5兆円 2024年6月24日
6兆円 2024年11月4日
スリムオルカンの純資産の推移は、次のとおり。
1兆円 2023年4月14日
2兆円 2024年1月11日
3兆円 2024年4月9日
4兆円 2024年7月9日
5兆円 2024年12月17日
どちらも凄まじい勢いで新規資金が流入していますが、スリムオルカンは新NISAがスタートした2024年に入ってから2兆円、3兆円、4兆円、5兆円にそれぞれ到達していることから、スリムオルカンの躍進は新NISAの定番ファンドになったおかげであると言えます。
スリムオルカンの月次資金流出入額は、次のとおり。
2024.1 3428億6100万円
2024.2 2272億7500万円
2024.3 1923億5300万円
2024.4 1809億6700万円
2024.5 2011億4300万円
2024.6 1961億5800万円
2024.7 2240億7000万円
2024.8 1542億2400万円
2024.9 1475億7600万円
2024.10 1491億4900万円
2024.11 1572億4500万円
スリムオルカンは、純資産額5兆円に到達した2024年12月17日に史上最高値を更新しました。
新NISAがスタートした今年1月4日のスリムオルカンの基準価額は20756円で、12月17日付け基準価額は27524円ですので、もし年初一括投資をしたら1.37倍に増えたことになります(騰落率は32.60%)。
まだまだ新NISAブームは続きそうです。
男爵さんの問い合わせのおかげ(?)なのか分かりませんが、JPモルガンの長期予想がPDFも見られるようになりました。
返信削除https://am.jpmorgan.com/content/dam/jpm-am-aem/asiapacific/jp/ja/insights/portfolio-insights/ltcma/2025/ltcma-2025-jp-matrix_jpy.pdf
純資産5兆円はめでたいのですが、月次資金流入額で見ると、やや先細り傾向なのですね。
返信削除12月、そして来年以降の動きを注視したいところです。
ちなみにニッセイ外国株式インデックスファンドは、11月に再び資金流出超過でした。
コメントありがとうございます。
返信削除>JPモルガンの長期予想がPDFも見られるようになりました。
よく分からない言語でしゃべり出されたときはどうしようかと思いましたが、「もしもし」と言ったら日本語で対応してくれました。
>12月、そして来年以降の動きを注視したいところです。
2025年1月の流入額が気になりますよね。
>ニッセイ外国株式インデックスファンドは、11月に再び資金流出超過でした。
去年も11月から連続3か月の資金流出でしたので、特定口座や旧NISA口座のニッセイ外国株を売却して新NISA口座で別の投信を買う人が多いのでしょうね。
来年度の税制改正も、結局123万という情けない着地点でしたね。参院選は自民に入れたくないです。
返信削除男爵様
返信削除以前資産管理法人系の記事で勧められていた本は大和総研の法人投資家のための会計・税務で宜しいでしょうか。記事を発見できずお教えいただけると幸いです。
コメントありがとうございます。
返信削除>参院選は自民に入れたくないです。
維新が妨害したせいでしょうね。
123万円が178万円に増えるかどうかは、自民も維新もどうしようもないという民意が来年の参院選で示されるかどうかに委ねられました。
>以前資産管理法人系の記事で勧められていた本は大和総研の法人投資家のための会計・税務で宜しいでしょうか。
はい。