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【先頭固定】誰でもできる超カンタン投資術(2025.2)

本稿は、当ブログ(「 たわら男爵のインデックスファンド投資術 」)及び旧ブログ(「 40代でアーリーリタイアしたおっさんがたわら先進国株でベンツを買うブログ 」)の集大成として、何らの知識がなくても実践できる資産形成の具体的なやり方をお伝えするものです(この記事の後で カテゴリ ...

2025年1月8日水曜日

楽天SCHD、1000億円に到達

米国ETFの「Schwab US Dividend Equity ETF」(SCHD)を買うだけファンドである「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」は、2024年9月27日に楽天証券で販売がスタートしました。

その3か月後の12月30日、純資産額が1000億円に到達しました。


プレスリリースが出ています。


上記プレスリリースには、2025年2月13日19時から「純資産額1000億円突破記念セミナー」をYouTubeライブで行う旨が記載されています。

2月13日は「NISAの日」です。
あえてこの日にオンラインセミナーを開催すると言う意味は、「NISAで買ってほしい」と言うことなのでしょう。

しかし、2月13日まではあと1か月あります。
楽天SCHDにとっての最大の問題は、SBI・SCHDが猛烈な勢いで純資産額を増やしていると言うことです。

SBI・SCHDは、2024年12月6日に当初募集期間をスタートし、その初日に150億2000億円最終的に596億1200万円を集めたことで話題になりました。
そして、最新の純資産額は793億5800万円です。

つまり、楽天SCHDは3か月で1000億円を集めたのに対し、SBI・SCHDは1か月で800億円を集めたことになります。
SBI・SCHDが猛追している最大の理由は、その信託報酬の安さです。

楽天SCHDの信託報酬 税抜0.12%+米国ETFの経費率
SBI・SCHDの信託報酬 税抜0.058%+米国ETFの経費率


2月13日を待たずして、楽天SCHDはSBI・SCHDに追い抜かされそうです。

4 件のコメント:

  1. SCHDなんて、当初はよほどの米国ETF通しか知らなかったのではないでしょうか。何が当たるか分からないものですね。
    しかし楽天もSBIも、ヒットの陰に外れ投信が山ほどあります。

    数撃ちゃ当たる戦略が有効で、二匹目のどじょう戦略も有効という、投信業界の慣行がまた証明されました(されてしまいました)。
    今年もどんな新たな金脈があらわれるか、ある意味楽しみです。自分はたぶん買いませんが。

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  2. 初めてまして、いつも楽しみにかつ、勉強させて頂いております
    投稿ありがとございます。
    早速ですが、たわら一筋で
    積み立てしてました。
    しかし、SBI・SCHDも気になり、たわら併用で積み立ても
    してみてはと考えてます。
    やはりたわら一筋が良いか迷ってます。ご教示賜りたく存じます

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  3. 男爵様

    質問です。

    生活防衛資金と来年以降のNISA代金を捻出するのに、保有している1557(S&P500連動ETF)を売却しようと考えています。

    ただ、1557は私の保有している銘柄(たわら先進国株など含む)の中で、一番含み益率が高くなっており、優先して売却すると源泉徴収税金を多く払うことになるのでもったいないのではないかとも思っています。

    それにもかかわらず私が1557を優先して売ろうとしているのは、
    ①確定申告が面倒(外国税額控除なども細かく毎年計算するのが非常に面倒、かつセミリタイア済なので外国税額控除が活かせるほどの所得がない、そうすると1557は外国籍のETFのため二重課税されたままで損)

    ②当然米国だけを対象としているので、今後はたわら先進国株のように広く国際分散されたものだけを買いたい・保有したい

    この2つが大きな理由です。

    男爵様は以上の考えをどうお考えになりますか。また、男爵様ならどのようになさいますか。

    ぜひ詳しいお返事をいただければ幸いです。
    もしなにか前提条件で不明な点があれば、なんなりとお聞きください。

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  4. コメントありがとうございます。

    >楽天もSBIも、ヒットの陰に外れ投信が山ほどあります。

    売れるに違いないと社内の何人もの人が思ったから作ったわけですから、難しいものですよね。

    >今年もどんな新たな金脈があらわれるか、ある意味楽しみです。

    昨年あれだけ人気だったインド株もブームは去りましたので、枯れない金脈はないということでしょうね。

    >SBI・SCHDも気になり、たわら併用で積み立てもしてみてはと考えてます。

    本気で資産形成をしたいのであれば、たわら先進国株100%にすべきです。
    分配金はその都度課税されるため、資産形成段階で選ぶべきではないからです。

    >1557は私の保有している銘柄(たわら先進国株など含む)の中で、一番含み益率が高くなっており、優先して売却すると源泉徴収税金を多く払うことになるのでもったいない

    要らないファンドから売却したほうが気持ちが楽になりますし、暴落時に気持ちが折れにくくなります。

    >1557は外国籍のETFのため二重課税されたままで損

    無分配投信では外国が徴収した配当課税は取り戻せないため、外国税額控除ができるETFやファンドのほうがこの点では得ですが、無分配投信のほうは日本が徴収する配当課税がないため、果たしてどちらのほうが得なのかは分かりません。

    >男爵様ならどのようになさいますか。

    私は、特定口座では、たわら先進国株のほか、VOO、VTI、VTの3種類の米国ETFを保有しており、3か月に1度の頻度で分配金が入金されています。

    お金が必要になれば、含み益は考えずにVOO→VTI→VT→たわら先進国株の順番で売るつもりです。

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