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2025年2月6日木曜日

VT(バンガードの全世界株式ETF)、経費率0.06%に引き下げ

バンガード社は、2025年5月1日、創立50周年を迎えます。それを記念し、2月1日に過去最大となる87ファンドの経費率の引き下げが実行されました。

VT(全世界株式ETF)の経費率も、0.07%から0.06%に引き下げられます。





※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●車の任意保険、補償内容はこれにしろ
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2025/02/blog-post.html

バンガード社は、下記リリースを出しています。

https://corporate.vanguard.com/content/corporatesite/us/en/corp/articles/announcing-largest-fee-cut-vanguard-history.html


バンガード社は、上記リリースで、創業者であるジョン・C・ボーグルの至言を引用しています。


In investing, realize that you get what you don’t pay for. Whatever future returns the markets are generous enough to deliver, few investors will succeed in capturing 100% of those returns, simply because of the high costs of investing—all those commissions, management fees, investment expenses, yes, even taxes—so pare them to the bone.
投資においては、コストはリターンをむしばむものだ。市場が将来どのようなリターンをもたらすにせよ、そのリターンを100%獲得することはできない。なぜなら、高いコスト、すなわち販売手数料、信託報酬、運用コスト、そして税金がかかるからだ。だからそれらを骨抜きにしなければならない。



主要なETFの経費率は、次のとおり。


VT(全世界株)0.07%→0.06%

VWO(新興国株)0.08%→0.07%

VEA(米国を除く先進国株)0.06%→0.03%

VEU(米国を除く全世界株)0.07%→0.04%

VXUS(米国を除く全世界株)0.08%→0.05%



VTも頑張っているとは思いますが、他のETFの引き下げ率と比べると、もう一声ほしかったところでした。


ちなみに、スリムオルカンの信託報酬は0.05775%ですが、VTの経費率0.06%は信託報酬ではなくトータルコストを意味しますので、スリムオルカンはVTにまだ及びません。とはいえ、我が国を代表するインデックスファンドがバンガード社のETFに匹敵するコスト水準に迫っている現状は実に喜ばしいことです。


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