「カテエネBANK」(住信SBIネット銀行中電カテエネ支店)は、2026年1月1日、デビットカードの還元率を最大で2.0%にアップします。
住所地が中部電力の管内になくても、あるいは中部電力と電気契約を締結していなくても、カテエネBANKの口座開設をすることができます。また、付与されるカテエネポイントは、様々な共通ポイントに手数料ゼロで等価交換できます。
プレスリリースが出ています。
https://www.netbk.co.jp/contents/company/press/2025/1217_004764.htmlカテエネBANKデビットカードの基本還元率は1.0%ですが、前月末日23時59分時点の預金残高が100万円以上だと1.5%、200万円以上だと2.0%にアップします。
※auじぶん銀行(毎月20日23時59分時点の預金残高が1000万円以上で金利0.55%)の利用者は、前月末日に200万円をauじぶん銀行(無料振込15回)からカテエネBANKに振込送金し、当月1日にカテエネBANK(無料振込5回)からauじぶん銀行に200万円を振込送金すれば条件がクリアできる。
ただし、住信SBIネット銀行(「ドコモSMTBネット銀行」に商号変更予定。「ドコモネオバンク銀行」のほうが良かったのに)の他のデビットカードと同様に、特定取引の還元率は0.3%に下がります。具体的には、鉄道、電気ガス水道、NHK、NTT、各種税金・国民年金・国民健康保険、国家資格検定料、病院、非営利団体の会費・寄付等です。
https://www.netbk.co.jp/contents/company/info/2024/1101_003037.html
※住信SBIネット銀行は、2025年7月1日にスタートした「デビットカードポイント還元率アッププログラム」に伴って特定取引の還元率を0.3%に引き下げましたが、私は、メインカードとして利用される可能性を自ら潰す下策だと考えます。
さて、住信SBIネット銀行フルーツ支店(フルーツの名前を冠したバーチャル支店)も、デビットカードを発行しています。
年会費無料の「デビットカードPoint+」と年会費1万1000円の「プラチナデビットカード」(「プラチナ」という名称ですが、マスターカード社はプラチナよりも上位の「ワールド」に位置付けています。マスターカード社の格付けは、「一般」→「ゴールド」→「プラチナ」→「チタン」→「ワールド」→「ワールドエリート」の順)です。
●住信SBIネット銀行、「プラチナデビットカード」の還元率を1.25%にアップ(7/1~)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2025/05/sbi12571.html
上記記事でお伝えしたとおり、預金残高200万円のときの還元率は、デビットカードPoint+は1.5%、プラチナデビットカードは1.75%にすぎません。
還元率2.0%にしたければ、デビットカードPoint+は預金残高1000万円、プラチナデビットカードは預金残高500万円にしなければなりません。
また、デビットカードPoint+はバーチャルカードであり、物理カードがほしければ1100円の発行手数料がかかります。
これに対し、カテエネBANKデビットカードは、預金残高200万円で還元率2.0%、物理カードの発行手数料は無料です。
また、デビットカードPoint+とプラチナデビットカードの基本還元率は1.25%であり、預金残高に応じてアップする上乗せポイントは毎月1万ポイント(預金残高1000万円のとき、プラチナデビットの還元率は2.5%で毎月80万円決済、デビットカードPoint+の還元率は2.0%で毎月133万3300円決済)の上限がありますが、カテエネBANKデビットカードには上限がありません(住信SBIネット銀行に確認済)。
さらに、デビットカードPoint+とプラチナデビットカードでは、基本ポイントは通常ポイント(銀行口座への出金が可能)、上乗せポイントは限定ポイント(デビットカードでのポイント払いだけに使える)になりますが、カテエネBANKデビットカードでは通常のカテエネポイントです(カテエネポイントには限定ポイントがないためですが、もしかしたらデビットカードのポイント払いだけに使えるカテエネ限定ポイントが新設されるかもしれません)。
というわけで、カテエネBANKデビットカードは、デビットカードPoint+の完全上位互換になります。
12月17日からキャンペーンが開催中です。新規口座開設+電気料金の口座振替契約締結で1500p、デビットカード決済10万円で3500pがもらえます(前者は新規限定ですが、後者は既存も対象)。
https://katene.chuden.jp/clubkatene/p/lp/katenebank/campaign/5000pt-campaign/
カテエネBANKがスタートした1年前は口座開設+預金残高10万円で5000pがもらえたことを思うと、今回の1500pは正直ショボいです。私は、カテエネBANKの口座を持っていないため、開設しようかどうか悩んでいるところです。
なお、プラチナデビットカードは、年会費1万1000円がかかるものの、預金残高1000万円以上で還元率2.5%になるほか、極めて優秀なモバイル端末保険(自己負担額ゼロで毎年1回、修理可能であれば修理代10万円まで、修理不能であれば2万5000円を上限として購入金額の25%が補償される。スマホ、タブレット、デスクトップパソコン、スマートウォッチ、モバイルゲーム機、モバイル音楽プレーヤーの破損、損壊、水濡れ、水没、故障、盗難が補償対象。補償対象にする端末を事前登録する必要はなく、同居の家族名義の端末も保証対象)、自動付帯の国内外旅行保険(国内旅行・国外旅行、いずれもがカードの利用を条件としない自動付帯。ただし、国内旅行の航空便遅延費用補償のみ航空便料金の事前カード決済が必要)が付帯しているため、一概にカテエネBANKデビットカードのほうがお得とは言えません。
また、中部電力の利用者は、カテエネBANKを電気料金の引き落とし口座に設定すると、引き落とし金額×1.0%のカテエネポイントが付与されます。
さらに、①月末23時59分時点の銀行残高200万円で+2.0%、②口座振替1件ごとに+1.0%(最大2件で+2.0%)が上乗せされ、最大で引き落とし金額×5.0%(上限は毎月3000p)のカテエネポイントが付与されます。口座振替は、三井住友銀行Oliveの「定額自動入金」(最大で3件まで登録可能)を利用すれば簡単にクリアできそうです。
※上記ポイントサービスは、2026年3月1日以降に適用。2026年2月までは旧ポイントサービスが適用され、①月末23時59分時点の銀行残高100万円で+1.0%、②口座振替1件ごとに+1.0%(最大2件で+2.0%)、③デビットカード3万円決済で+1.0%で最大で引き落とし金額×5.0%のカテエネポイントが付与される。
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