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本稿は、当ブログ(「 たわら男爵のインデックスファンド投資術 」)及び旧ブログ(「 40代でアーリーリタイアしたおっさんがたわら先進国株でベンツを買うブログ 」)の集大成として、何らの知識がなくても実践できる資産形成の具体的なやり方をお伝えするものです(この記事の後で カテゴリ ...

2023年3月21日火曜日

【入門講座③】買うべきファンドは7本だけ

見ず知らずのおっさんの投資判断(普通のアクティブファンド)や、見ず知らずのおっさんが考案した指数(特定の指数に基づくアクティブファンド)は信用できず、かといって個別株投資の能力がないことから自分で個別株投資をすることができない我々にとって、投資で資産形成をしたいのであれば、市場平均に連動するパッシブファンドを買うという選択肢しかないことになります。


ここで「市場平均」と言っても、世界には様々な市場が存在します。

しかし、投資で資産形成することを目的とする我々が知っておくべき市場は、次の3種類だけです。


アメリカの株式市場

先進国の株式市場

全世界の株式市場


これらの市場平均に連動する指数には様々なものがありますが、我々が知っておくべき指数は次の4種類だけです。


1,S&P500

(1)米国を代表する超大型株500種(現在は503銘柄)をS&P社が選別したもの。

(2)インデックスファンドの名称(税込実質信託報酬 純資産額)

eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 0.09372% 2兆4857億円

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 0.0938% 1兆0547億円

※前者は現物株に投資するファンドで、後者はバンガード社が運用する米国ETF(VOO)を買うだけファンドです。



2,CRSP USトータル・マーケット・インデックス

(1)米国の全ての大型株・中型株・小型株(現在は3952銘柄)を対象にしたもの。

(2)インデックスファンドの名称(税込実質信託報酬 純資産額)

SBI・V・全米株式インデックス・ファンド 0.0938% 1764億円

※バンガード社が運用する米国ETF(VTI)を買うだけファンドになります。



3,MSCIコクサイ・インデックス

(1)先進国22か国(除く日本)の大型株・中型株を対象にしたもの。

指数提供会社であるMSCI社が作成し公表している「指数ハンドブック」(下記リンク参照)3頁には、「MSCI指数の構成国分類」という一覧表が掲載されています。https://www.msci.com/documents/1296102/0/MSCI%E6%8C%87%E6%95%B0%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88+%28iShares+ETFs%29.pdf/58492f4a-6c8c-4c48-8287-501a1ce59cdc


この一覧表では、世界69の国と地域が「先進国」「新興国」「フロンティア」のいずれかに振り分けられていますが、先進国株指数が「MSCI World Index」という名称であることから分かるとおり、かつては先進国だけが投資に値する世界の全てでした(なお、韓国について、MSCI社は「新興国」に分類していますが、FTSE社は「先進国」に分類しています)。

MSCIコクサイ・インデックスは、「MSCI World Index」(先進国23か国)から日本を除いたものになります。


(2)インデックスファンドの名称(税込実質信託報酬 純資産額)

ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.09889% 5456億円

eMAXIS Slim先進国株式 0.09889% 5173億円

たわらノーロード先進国株式 0.09889% 3599億円


この3ファンドが先進国株インデックスファンドのトップスリーです。

信託報酬は横並びですが、SBI証券の投信保有ポイント(投資信託の保有残高に応じてポイントがもらえるサービス)を考慮すると、たわら先進国株が最安になります。


SBI証券の投信保有ポイントは、多い順に


0.05% たわら先進国株

0.0351% ニッセイ外国株

0.0349% スリム先進国株


です。

このポイント付与率を考慮した信託報酬は、低い順に


0.04889% たわら先進国株

0.06379% ニッセイ外国株

0.06399% スリム先進国株

※スリム先進国株の信託報酬は純資産額5400億円時に0.09885%に漸減するため、ポイント付与率を考慮した信託報酬は0.06395%となる。


となります。



4,MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス

(1)46か国(先進国23か国、新興国23か国)の大型株・中型株を対象にしたもの。

(2)インデックスファンドの名称(税込実質信託報酬 純資産額)

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 0.05775% 1兆3589億円



上記をファンド名で整理すると、次のとおりです。


①米国株

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

②先進国株(除く日本)

ニッセイ外国株式インデックスファンド

eMAXIS Slim先進国株式

たわらノーロード先進国株式

③全世界株

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)


これら7本であれば、どれであっても不満を感じることはありません。どれを買ったとしても、バイアンドホールドを続ける限り、資産形成に成功することができるでしょう。


しかし、重要なのは「バイアンドホールドを続ける限り」という条件が付くという点です。

資産形成を成功させるためには、バイアンドホールド(事前に決めた商品を事前に決めた金額で毎月購入すること。毎月の購入金額を増減してはならないし、売却は論外である)を続けなければなりません。

自分が心の底から信じることができる投資商品でなければ、暴落時に心が折れ、損切りの美名で自分を誤魔化し、パニック売りをしてしまうことになりますので、どの商品を購入するかは自分が心の底から信じることができるストーリーに従って行わなければなりません。

【参考】

●【入門講座①】インデックス投資で成功するための5つの心構え

https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/03/5.html



私は、アメリカと心中するのは嫌ですので、米国株に集中投資したいとは思えません。

また、私が信じるストーリーは「資本主義の自己増殖性による経済成長」ですので、資本主義にとって不可欠の前提条件であるヒト・モノ・カネの移動が保障されていない新興国に投資したいとは思えません。

そうすると、残る選択肢は「先進国株を時価総額比で買うインデックスファンド」となります。先進国に日本を含めてもよいのですが、日本を含む先進国株を時価総額比で買うインデックスファンドの中に欲しいものがないため、日本を除く先進国株を時価総額比で買うインデックスファンドの中から選ぶしかありません。

上記3ファンドのうち、どれにするかですが、私が2015年にたわら先進国株を選んだ理由は、たわら先進国株が低価格・高品質だったからです。

すなわち、たわら先進国株は、


1,信託報酬が最安であること。

2,年金資産残高国内トップであるDIAMアセットマネジメントが個人客用に初めて作った商品(=企業DCで積み上がった巨額のマザーファンドを個人客向けに開放したもの)であり、運用能力の点で心配する必要がないこと。


という2点で、明らかな優位性がありました。


たわら先進国株が新規設定された2015年当時、スリム先進国株は新規設定されていませんでした。

ニッセイ外国株は既に存在し、私もその存在は知っていました。しかし、私は、ニッセイ外国株は運用能力の点で不安があると考えており、たわら先進国株が新規設定されるというニュースを知るまでリスク資産はVT100%にするつもりでした。


※VTは、バンガード社が運用する全世界株ETF。他社のインデックスファンドを皆殺しにするという意味で「インデックスファンドのリーサルウェポン」と呼ばれていました。


私は、VTを買い進めている途中でたわら先進国株の新規設定のニュースに接し、ちょうどVTを半分買ったところだったので、残りの半分のお金でたわら先進国株を買うことにして今に至ります。

今振り返ると、この選択は正しかったと自画自賛しています。


2 件のコメント:

  1. たわら全世界はだめですか?

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  2. コメントありがとうございます。

    >たわら全世界はだめですか?

    ダメです。純資産額が少なすぎます。

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