ニッセイなしなしシリーズ(〈換金・購入手数料なし〉シリーズ)は、2023年5月29日、ニッセイ外国株式を含む4ファンドの信託報酬を引き下げる旨を発表しました。
実施日は6月14日です。
※よろしければ、次の記事もご覧ください。
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/05/waonnanaco71.html
ソースはこちら。
https://www.nam.co.jp/news/fpdf/230529_press.pdf
1,ニッセイ外国株式 0.09889%
2,ニッセイTOPIX 0.143%
3,ニッセイ日経平均 0.143%
4,ニッセイ新興国株式 0.1859%
外国株式、日経平均、新興国株式は、たわらノーロードシリーズへの対抗値下げ(同率)、TOPIXはeMAXIS Slimシリーズへの対抗値下げ(同率)になります。
【参考】
●たわらノーロード、信託報酬を引き下げ(主要6ファンドでスリムを抜く)https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/03/6.html
●eMAXIS Slimシリーズ、たわらノーロードに対抗値下げhttps://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/03/emaxis-slim.html
しかし、
ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)、ニッセイ世界株式ファンドの信託報酬の引き下げは行われず、たわらノーロードシリーズとeMAXIS Slimシリーズのほうが安いままです。
今回の値下げの中で最も重要な点は、ニッセイ外国株がたわら先進国株やスリム先進国株の信託報酬に並ぶということです。
業界最安値を単独更新したたわら先進国株にスリム先進国株とニッセイ外国株が追いついたという形になりますが、SBI証券の投信保有ポイントを考慮するとたわら先進国株が最も低コストになります。
【SBI証券の投信保有ポイント】
1,たわら先進国株 0.05%
2,ニッセイ外国株 0.03515%(予想値)
3,スリム先進国株 0.03495%
【投信保有ポイント考慮後の実質信託報酬】
1,たわら先進国株 0.04889%
→ニッセイ外国株の76.7%、スリム先進国株の76.5%
2,ニッセイ外国株 0.06374%(たわら先進国株の1.30倍)
3,スリム先進国株 0.06394%(たわら先進国株の1.31倍)
このように、投信保有ポイントを考慮すると、たわら先進国株は、ニッセイ外国株やスリム先進国株より2割以上安いことになります。
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