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2023年5月22日月曜日

UQモバイル、3278円の新プラン(20GB+余りは繰越、10分かけ放題、留守番電話)を6月1日からスタート

UQモバイルは、2023年5月22日、新プランを発表しました。

https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2023/05/22/6735.html


新プランは6月1日からスタートします。

これに伴って、現在の「くりこしプラン+5Gの新規受付は5月31日をもって終了します。


※5月31日までに「くりこしプラン+5G」を契約した人は、6月1日以降もギガ数(3GB、15GB、25GB)の変更は自由にすることができます(UQに確認済)。




※よろしければ、次の記事もご覧ください。


●新NISA開始で今のつみたてNISA、一般NISAはどうなるのか?

https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/05/nisanisanisa.html




新プランは3種類です。


1,コミコミプラン

月額料金 3278円(自宅セット割、家族割、auPAYカード割などの割引サービスはない=誰でも無条件で3278円で利用できる

月間データ容量 20GB(翌月に繰越OK)。超過時1Mbps

音声通話 10分かけ放題付き。1100円で無制限かけ放題にできる。



2,トクトクプラン

月額料金 3465円(データ利用が1GB以下だと2277円)

→自宅セット割1100円、auPAYカード割187円適用後は2178円(1GB以下だと990円)

→自宅セット割(auのプロバイダ、電気の利用者)が適用できない人は、家族セット割550円が適用できるので、2728円(1GB以下だと1540円)

月間データ容量 15GB(翌月に繰越OK)。超過時1Mbps

音声通話 30秒22円。550円で60分通話パック、880円で10分かけ放題、1980円で無制限かけ放題にできる。

10分かけ放題を付けると、3058円(自宅セット割、auPAYカード割適用後)。


3,ミニミニプラン

月額料金 2365円

→自宅セット割1100円、auPAYカード割187円適用後は1078円

→自宅セット割(auのプロバイダ、電気の利用者)が適用できない人は、家族セット割550円が適用できるので、1628円

月間データ容量 4GB(翌月に繰越OK)。超過時300kbps

音声通話 30秒22円。550円で60分通話パック、880円で10分かけ放題、1980円で無制限かけ放題にできる。

10分かけ放題を付けると、1958円(自宅セット割、auPAYカード割適用後)。


現行プランは「くりこしプラン+5G」です(5月31日をもって新規受付が終了)。


3GB 1628円(自宅セット割適用後990円)
15GB 2728円(自宅セット割適用後2090円)
25GB 3828円(自宅セット割適用後2970円)

料金は上記のとおりですが、550円で60分通話パック、880円で10分かけ放題、1980円で無制限かけ放題にできます。
10分かけ放題を付けたときの月額利用料金は次のとおりです。


3GB+10分かけ放題 2508円(自宅セット割適用後1870円)
15GB+10分かけ放題 3608円(自宅セット割適用後2970円)
25GB+10分かけ放題 4708円(自宅セット割適用後3850円)

※「くりこしプラン+5G」は毎月プラン変更ができるため、3GBと15GBを毎月プラン変更すれば、9GB(10分以内かけ放題通話付き)を2420円で利用することができます(10分以内かけ放題通話オプションは770円から880円に値上がりましたが、770円の時代に契約した人は9GBを2310円で利用できます=ギガ数を変更しても通話料金プランは変更されませんし、「くりこしプラン+5G」の利用者は6月1日以降もプラン変更は可能です。UQに確認済)。



整理してみます。


1,10分かけ放題が必須で、25GBあれば足りる人

コミコミプラン3278円+5GB増量550円=3828円

povoだと、180日間150GB12980円(30日間に直すと、25GB2163円相当)。5分かけ放題が月550円、無制限かけ放題が月1650円のため、

5分かけ放題が必須で25GBあれば足りる人 2713円

無制限かけ放題が必須で25GBあれば足りる人 3813円

となるので、25GBを利用したい人は、10分かけ放題で3828円のUQモバイルよりも無制限かけ放題で3813円のpovoの方が得。


2,10分かけ放題が必須で、20GBあれば足りる人

コミコミプラン3278円

※上記1のとおり、povoだと国内無制限かけ放題+25GBが月額3813円で利用できる。UQモバイルのコミコミプランは10分かけ放題付きだが、1100円を足すと無制限かけ放題になるが、3278円+1100円=4378円の料金がかかる。

無制限かけ放題を利用したい人は、3813円のpovoの方が得になる。


3,10分かけ放題が必須で、15GBあれば足りる人
「くりこしプランM+5G」を5月31日までに契約すれば2970円(自宅セット割適用後)。

※UQモバイルで無制限かけ放題を利用したいときは2970円+1100円=4070円かかるが、上記1のとおりpovoだと国内無制限かけ放題+25GBが月額3813円で利用できるので、無制限かけ放題を利用したい人は3813円のpovoの方が得になる。


4,10分かけ放題が必須で、9GBあれば足りる人

「くりこしプランS+5G」を5月31日までに契約し、SとMを毎月プラン変更すれば2420円(自宅セット割適用後)。


5,10分かけ放題が必須で、4GBあれば足りる人

ミニミニプラン1958円(自宅セット割、auPAYカード割適用後)

※UQモバイルで無制限かけ放題を利用したいときは1958円+1100円=3058円かかるが、povoだと30日間3GB990円+無制限かけ放題1650円=2640円となる。1GB7日間390円を足しても3030円のため、無制限かけ放題を利用したい人はpovoの方が得になる。


6,10分かけ放題が必須で、3GBあれば足りる人

「くりこしプランS+5G」を5月31日までに契約すれば1870円(自宅セット割適用後)。

※UQモバイルで無制限かけ放題を利用したいときは1870円+1100円=2970円かかるが、povoだと30日間3GB990円+無制限かけ放題1650円=2640円となるため、無制限かけ放題を利用したい人はpovoの方が得になる。


今回のUQモバイルの新プランは、明らかにアハモを狙い撃ちにしたものです。

アハモ(5分かけ放題、20GB)は、月額2970円です。アハモに+308円で5分かけ放題が10分かけ放題になり、使い切れなかったデータ容量を翌月に繰り越せ、留守番電話も無料で利用可能(「電話基本パックⅤ」の利用料金440円が無料になる)と考えると、コミコミプラン3278円は非常に魅力的なプランと言えます(ドコモによれば、アハモはドコモ回線と全く同品質とアナウンスされています。しかし、ドコモからアハモに乗り換えたところ通信品質が悪くなったと訴えている人がいるようですので、注意が必要です)。

国内通話を無制限に利用したい人はpovoの方がお得です。ただし、povoは、アハモと同様に、留守番電話、割込通話サービスを利用することができません。


また、コミコミプランの月額3278円の利用料金は、6月1日からスタートする楽天最強プランの20GB超の料金と同額です。

コミコミプランは20GBまで(ただし、10分かけ放題付き)、楽天最強プランは無制限(ただし、楽天リンク経由の電話料金が無料。インターネット回線を利用するため音声品質が良いとは言えず、着信を見てからの折り返し電話が面倒)という点が最大の違いです。

楽天最強プランの最強たるゆえんは、KDDIのローミングエリアにおける高速通信の上限が撤廃されたことです。

しかし、楽天モバイルに提供される回線はauの回線が利用している7種類の周波帯のうちの1種類だけであり、提供される周波帯もエリア全域をカバーするものではなくスポットでカバーするものにすぎないため、つながらないか、つながっても混雑して速度が遅くなるかもしれないという懸念があります。

【参考】

●楽天最強プランは「最強」なのか?

https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/05/blog-post_18.html



楽天モバイルがローミングエリアでの高速通信を無制限としたことで、ユーザーから心配する声が挙がっているという。しかしKDDIは、「au/UQ mobile/povoユーザーの通信品質に影響が出ることはない」と説明する。
まず、楽天モバイルがローミングで利用するのは800MHz帯のみau/UQ mobile/povoでは800MHz帯に加え、700MHz帯、1.5GHz帯、1.7GHz帯、2GHz帯、2.5GHz帯、3.5GHz帯を用いており、複数の周波数帯を束ねるキャリアアグリゲーションによって、さらなる高速通信を実現している。加えて、繁華街でも全域をカバーするのではなくスポットでカバーするため、「auの繁華街全体に占めるトラフィックは数%程度であることを試算している」(KDDI 執行役員 パーソナル事業本部 副事業本部長 兼 事業創造本部長の松田浩路氏)とのこと。
東名阪の繁華街を除くと、「(ローミングの)変更点はほとんどなく、エリアが増えることはない」(松田氏)とのこと。「楽天が自助努力で迅速にエリア化が困難なところはお貸しする」(同氏)という考えのもと、郊外やルーラルのエリアでローミングを提供してきた。

https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2305/22/news126.html



というわけで、UQモバイルのコミコミプラン3278円は、電話とネットを快適に利用したい人が真っ先に検討するプランになりそうです。

なお、私は、2023年9月に3GBを5GBに増量してくれるキャンペーンが終了するので、10月以降は3GBと15GBを毎月変更し、9GB+10分かけ放題月額2310円で利用しようと考えています。


4 件のコメント:

  1. 整理頂き大変参考になります。
    私も9GBで足りる枠なので、S⇔Mのプラン変更を繰り返すようにしたいと思います。
    毎月初に切り替えれば良いと思っていますが、男爵様はどのタイミングで変えていますか?

    返信削除
  2. コメントありがとうございます。

    >毎月初に切り替えれば良いと思っていますが、男爵様はどのタイミングで変えていますか?

    私は9月まで無料増量オプション期間中ですので、まだやってはいません。
    10月以降は、料金が確定した後の15日頃にプラン変更をしようと考えています。

    返信削除
  3. UQショップで店員が話してるの聞いたんですが、6月以降は3GBと15GBの変更もできないらしいです。

    返信削除
  4. コメントありがとうございます。

    >6月以降は3GBと15GBの変更もできないらしい

    Twitterで検索すると、現行プランの契約者は6月以降も現行プランのプラン変更ができる旨の案内をUQから受けているようです。

    もしプラン変更ができなくなれば、増量オプションの無料キャンペーン後もお金を払うしかありません。

    返信削除