SBIアセットマネジメントは、「サクっと」シリーズにインド株を追加します。
2023年9月7日より当初募集を開始し、9月22日に新規設定されます。
※よろしければ、次の記事もご覧ください。
●【dポイントでslimシリーズが買える】大和コネクト証券の口座開設で1万2000円がもらえます
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/08/dslim12000.html
ソースはこちら。
http://www.sbiam.co.jp/news/pdf/cae4e0222605acbf63b4ea499caef352cd8c03a9.pdf
ファンドの正式名称は、「SBI・i シェアーズ・インド株式インデックス・ファンド」(サクっとインド株式)です。
信託報酬は0.0638%+ETFの経費率0.40%=0.4638%です。
これは、「i シェアーズ・コア S&P BSE SENSEX インディア ETF」という香港籍のETFを買うだけファンドになります。
保有銘柄数は31、資産総額は9418万ドルです。
現時点でもっとも低コストなインド株インデクスファンドは、「iFreeNEXTインド株インデックス」です。
信託報酬は0.781%ですので、サクっとインド株式は実に4割引のバーゲン価格となります。
とはいえ、両ファンドは単純にコストだけで比較することはできません。
なぜなら、「iFreeNEXTインド株インデックス」は、別の指数をベンチマークとしていることに加えて、先物100%運用であり、ドル円の為替リスクをなくしてルピー円の為替リスクだけを残しているからです。
インド株投資で現物がよいのか先物がよいのかは私には判断できませんが、下記でまとめた限りでは先物のほうがよさそうに思えます。
【参考】●iFreeNEXTインド株、先物100%運用で30億円に到達
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/05/ifreenext10030.html
「iFreeNEXTインド株インデックス」は、2023年3月13日に新規設定されたばかりですが、純資産額は284億円であり人気を集めています。
信託報酬は0.781%ですが、SBI証券で保有すると最大で0.2%の投信保有ポイントがもらえるため、投信保有ポイントを考慮した実質信託報酬は0.581%まで下がります。
これに対し、サクっとシリーズの投信保有ポイントは0.022%ですので、サクっとインド株式の投信保有ポイントを考慮した実質信託報酬は0.4418%です。
というわけで、インド株インデックスファンドが欲しい人にとっては、実に悩ましいファンドが登場したことになります。
サクッとインドは香港籍のETFに投資している時点で個人的には避けたいですね。
返信削除香港が完全に中国と一体化した将来、或いは現在においてもどんな市場リスク、規制リスクが発生するか油断ならない。
iFreeはシンガポール市場で先物を買ってるだけなので安心安全。
コメントありがとうございます。
返信削除>サクッとインドは香港籍のETFに投資している時点で個人的には避けたいですね
中国が台湾に侵攻すると、ロシアのように取引停止になるリスクがありますよね。悲しいことになりそうです。