金融庁は、投資信託のクレジットカード決済の上限額について、現在の月額5万円を10万円に引き上げるべく、パブリックコメントの募集をスタートしました。
これにより、早ければ2024年2月20日頃に改正された内閣府令が施行され、クレカ投資の上限額が10万円に拡大する見込みです。
【参考】
●クレジットカード投資の月額10万円、最短で2024年2月20日
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/12/102024220.html
とはいえ、上限額までのクレジットカード決済を認めるかどうかは、各証券会社の経営判断によります。
この点について、よく整理された記事(無料会員登録をすると全文が無料で読めます)が公開されています。
●新NISA目前、クレカ各社「月10万円積み立て」実現に意欲 法令が壁に
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2312/26/news152.html
・tsumiki証券(エポスカード) 1月から対応
・大和コネクト証券(セゾンカード) 1月から対応
・セゾン投信(セゾンカード) 1月から対応
・PayPay証券(PayPayカード) 法令改正を待って積極対応
・マネックス証券(マネックスカード) 法令改正があり次第対応
・SBI証券(各種カード) 対応を検討中
・auカブコム証券(au PAYカード) 速やかに10万円に引き上げる
・楽天証券(楽天カード) 需要や市場の動きなどを考慮して検討
上記のうち、SBI証券については「対応を検討中」と整理されているものの、続けて「関連法令改正があり次第、5万円から10万円に引き上げることを検討するとしており、実質的に対応発表といえる。」と記載されていることから、内閣府令の改正後に投信のクレカ決済額を月額10万円に拡大するかどうか未定なのは楽天証券だけです。
・大和コネクト証券(セゾンカード) 1月から対応
・セゾン投信(セゾンカード) 1月から対応
・PayPay証券(PayPayカード) 法令改正を待って積極対応
・マネックス証券(マネックスカード) 法令改正があり次第対応
・SBI証券(各種カード) 対応を検討中
・auカブコム証券(au PAYカード) 速やかに10万円に引き上げる
・楽天証券(楽天カード) 需要や市場の動きなどを考慮して検討
上記のうち、SBI証券については「対応を検討中」と整理されているものの、続けて「関連法令改正があり次第、5万円から10万円に引き上げることを検討するとしており、実質的に対応発表といえる。」と記載されていることから、内閣府令の改正後に投信のクレカ決済額を月額10万円に拡大するかどうか未定なのは楽天証券だけです。
記事は、楽天証券が積極的でない理由について、楽天証券は楽天カード決済と楽天キャッシュ決済で月額10万円の投信の購入ができるからではないかとしています。
さて、私がどうするかですが、今のところ次のようにするつもりです。
tsumiki証券 やらない(理由:還元率0.5%で超低コストインデックスファンドがないため)
大和コネクト証券 5万円だけやる(理由:還元率0.5%だが、2024年2月買付分までキャンペーンで1.0%になるため。2024年3月買付分以降はJQカードセゾンを作ってJQカードセゾンゴールドの年会費無料インビテーションを待つ。JQカードセゾンゴールドは、年100万円決済で1万円相当のボーナスポイントがもらえるところ、投信の購入額も年100万円に含まれるため)
セゾン投信 やらない(理由:還元率0.5%で超低コストインデックスファンドがないため)
PayPay投信 やらない(理由:還元率0.7%でPayPay証券の口座を持っていないため)
マネックス証券 やらない(理由:還元率1.1%だがアプラスカードを作るのは嫌なので。dカードやイオンカードが対応し、還元率1.0%以上であればやりたい)
SBI証券 やる。ただし、NLゴールドの還元率1.0%が維持されることが必須条件。
auカブコム証券 やる。ただし、現行の還元率1.0%が維持されることが必須条件。
楽天証券 やらない。ただし、現行の還元率0.5%が1.0%に変更されることになったらやる。
※楽天キャッシュ投資は、楽天キャッシュ残高がなくなるまでやり、なくなったらやめる(セブンイレブンやミニストップに楽天ギフトカードが販売されていたら、auPAY残高がなくなるまでApplePayのnanacoやWAONにチャージしてやり、なくなったらやめる)。
【注意喚起】
具体的には、毎月10日に100円の積立設定をし、1/1に360万円(つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円)のボーナス月設定をしました。
【参考】
●SBI証券で新NISAの「年初一括投資」の設定をしました
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/11/sbinisa.html
●SBI証券で新NISAの「年初一括投資」の設定をしました
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/11/sbinisa.html
上記記事でもお伝えしたとおり、12/29までに360万円を入金する必要がありますので、私と同じように年初一括投資の設定をした人は買付余力不足で発注が失効することがないように気を付けてください。
男爵様いつも勉強させて頂いてます。今回前に男爵様が言われてた楽天キャッシュクレカ積立を辞めようと私も思いネットで調べたのですがSBI証券に移管手数料無料の仕方が今一わかりません。ご教授お願いいたします。
返信削除もう1点新ニーサ設定ですが
SBI証券にたわら先進国を成長枠で1/1に240万一括投資設定と
積立枠で60万一括設定、5万円をクレカ積立にしました。100円を毎月設定しますとニーサ限度額が少し超えてしまいますが設定の仕方は合ってますか?
クレカポイントもニーサでもらいたいのでこのような設定出合ってますか?よろしくお願いいたします!
コメントありがとうございます。
返信削除>SBI証券に移管手数料無料の仕方が今一わかりません
下記をご覧ください。
https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_fund&cat1=fund&cat2=none&dir=info&file=fund_ikan_program_01.html
>100円を毎月設定しますとニーサ限度額が少し超えてしまいますが設定の仕方は合ってますか?
成長投資枠は1/1で全額使い切るため、1/10以降の100円の積立買付は失効します。
>クレカポイントもニーサでもらいたいのでこのような設定出合ってますか?
クレジットカード決済額が月額10万円に拡大されますので、新NISA口座でクレジットカードのポイントが欲しいのであれば、つみたて投資枠は月額10万円の積立買付にしたほうがよいと思います。
ありがとうございます。
削除なかなか移管は面倒な作業ですね。頑張ってみます!
積立投資枠の方はクレカで1/1.2/1設定5万円にし、3/1から10万に変更すればいいんですね?それだと120万に足りないので1.2月はクレカて10万、積立設定で1.2月は5万設定にすれば120万の枠で大丈夫でしょうか?
今年も沢山の有益な情報、ありがとうございました!
返信削除どうぞ良い新年をお迎えください。
コメントありがとうございます。
返信削除>積立投資枠の方はクレカで1/1.2/1設定5万円にし、3/1から10万に変更すればいいんですね?
内閣府令が施行され、SBI証券のクレカ決済が月額10万円に対応した後に変更してください。
私ならば、
つみたて投資枠
月額5万円のクレカ決済の積立設定をし、月額10万円に拡大後は月額10万円のクレカ決済の積立設定に変更する。その後に不足分を計算し、ボーナス月設定で一括投資する。
成長投資枠
年初一括240万円
にします。
>どうぞ良い新年をお迎えください。
良いお年を。
来年もよろしくお願いします。
SBI証券で月5万円積立の場合、既にNLゴールド(年会費無料、1%還元)を持っていますが、プラチナプリファード
返信削除(年会費3.3万円、5%還元)を作った方が良いでしょうか?
コメントありがとうございます。
返信削除>既にNLゴールド(年会費無料、1%還元)を持っていますが、プラチナプリファード(年会費3.3万円、5%還元)を作った方が良いでしょうか?
40万円決済で4万4000pがもらえますので、年会費3万3000円を差し引いても1万1000pの得です(11000÷400000=2.75%)。
その上、毎月5万円の投信購入で2500pがもらえます。
プラチナプリファードでの投信購入の還元率5%が月額10万円に拡大された後も維持されるかどうかは分かりませんが、2月末か3月末には改正された内閣府令が施行されますので、その頃にはSBI証券から発表があるはずです。
今はプラチナプリファードの入会キャンペーンが弱いのですが(40万円決済で4万p+ニフティポイントクラブ経由で新規発行しても4000pしかもらえない)、
1,上がるかどうかは誰にも分からない。クレカ投資の上限額が10万円に拡大された時点で上がるかもしれないし上がらないかもしれない。
2,今発行すると、確実に毎月2000pが儲かる(NLゴールド500p、プラチナプリファード2500p)。プラチナプリファードの次年度年会費が請求される直前に初年度年会費無料のオリーブプラチナプリファードに乗り換えることもできる(あるいはプラチナプリファードの次年度年会費が請求される直前にアプリで即解約手続を進めると、解約確定ボタンを押す直前のところで次年度年会費無料キャンペーンが表示されるときもあるそう)。
ということで、なかなか難しい判断になりますね。