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本稿は、当ブログ(「 たわら男爵のインデックスファンド投資術 」)及び旧ブログ(「 40代でアーリーリタイアしたおっさんがたわら先進国株でベンツを買うブログ 」)の集大成として、何らの知識がなくても実践できる資産形成の具体的なやり方をお伝えするものです(この記事の後で カテゴリ ...

2023年12月10日日曜日

ベンツ「E450 4MATIC ステーションワゴン エクスクルーシブ」を買いました

メルセデス・ベンツの「E450 4MATIC ステーションワゴン エクスクルーシブ」の認定中古車をコミコミ998万円(1028万円-E250ワゴンの下取り30万円)で買いました。

4代目後期型」(S212)のE250ワゴン(直列4気筒、1991㏄)から「5代目後期型」(S213)のE450ワゴン(直列6気筒、2996㏄)への乗り換えとなります。


E450は、Eクラスの最上位グレードです。


①Sクラスそっくりの外観(スリーポインテッドスターのマスコットがボンネットに立っています)

②Sクラスと同じ直列6気筒エンジン(M256型)

③Sクラスと同じ全輪エアサス

④Sクラスと同じ全輪駆動方式


というように、まさに「小さなSクラス」(Sクラスより全長が23.5㎝短く、全幅が7.8㎝狭い)と言えます。

※ベンツは、2018年3月、Sクラス(先代後期型)に1997年以来20年ぶりとなる直列6気筒エンジン(M256型)を搭載し、2020年9月にはE450(現行の5代目後期型)にも同じエンジンを搭載しました。直6は、振動がなくパワーを出せることから「シルキーシックス」(=絹のように滑らか)と呼ばれ高級車の代名詞でしたが、全長が直6の半分で済むV型6気筒エンジンのほうが扱いやすかったことから、ベンツを含む多くのメーカーはV6に変更していました。

※ベンツは、エンジンの直4化を推進しています。直6を搭載しているのはSクラスとE450だけで、E450を除くEクラス以下は全て直4です。それはAMGも例外ではなく、EクラスのAMGであるE53は直6ですが、CクラスのAMGであるC43とC63はは直4に変更されました(先代C43はV6、先代C63はV8を搭載していました)。


ベンツの最上位はSクラスです(ただし、Sクラスにはステーションワゴン型の設定がないため、ステーションワゴン型の最上位はE450になります。なお、スポーツ性能に全振りした「メルセデスAMG」とラグジュアリー性能に全振りした「メルセデス・マイバッハ」は、「メルセデス・ベンツ」の上位グレードではなく全くの別ブランドになります)。

少し前にSクラスの未使用車が1260万円で販売されていたことがあり、そのときに購入するかどうか迷ったものの(試乗車があったので試乗もしました)、全長が5180㎜、全幅が1930㎜と大きいことから購入を諦めたことがありました。しかし、E450ワゴンのサイズは全長4945㎜全幅1852㎜であり、普通のEクラスとほぼ同じですので(普通のEクラスは全幅が1850㎜ですので、全幅だけ微妙に違います)、サイズで諦める必要はありません。
【参考】
●S400dに試乗しました
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-2663.html


現行型のE450ワゴンは既にカタログ落ちしており(2022年9月生産モデルで終売)、新車を購入することはできません。これに対し、「E220d 4MATIC ステーションワゴン All-Terrain」であれば購入可能です。

E220dオールテレインは、全輪エアサス・全輪駆動方式であるものの、直列4気筒ですし、スリーポインテッドスターのマスコットもボンネットに立っていません。また、2020年9月のマイナーチェンジ時点から146万円もの値上げがなされていることから、モデル末期の今買えば100万円の値引きが期待できるとはいえ「新車を買いたい」という気持ちにはなれませんでした(「オンラインショールーム」を見ればどの正規販売店がどのモデルを輸入しているかが誰でも分かるようになっています。値段も記載されていますが、E220dオールテレインのメーカーオプション込みの金額は1157万円となっています)。
【参考】
●ベンツは「後期最終型」がベストバイhttps://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/11/blog-post_3.html


そのため、私は、2024年夏頃に日本発売が予想されている新型Eクラス(6代目前期型。自動車線変更システムあり=ACCの設定速度よりも前車が遅いときにドライバーの操作を要せず自動でウインカーを作動して車線変更して追い越し、追い越した後に自動でウインカーを作動して元の車線に戻る。現行型=5代目後期型はドライバーによるウインカー操作後に車線変更する)を待とうと考え、2023年9月の9年目の車検を済ませました。

とはいえ、新型Eクラスは全幅が1850㎜から1880㎜(オールテレインは1860㎜から1904㎜)に拡大するため、駐車時や狭い道の走行時に苦労しそうであり、手放しで「買いたい」という気持ちにはなれませんでした。また、新型Eクラスは、フロントグリルとヘッドライトの境目が黒く塗りつぶされていたり、テールランプがスリーポインテッドスターの模様で光ったりするのですが、どうにも違和感があります。


車検は通したものの、新型Eクラスの全幅が1880㎜であることが頭から離れず、「オールテレインの未使用車が出ないかな」と思っていたところ、走行距離が数百キロのE450ワゴン(新車登録から12か月が経過)の認定中古車が入荷されていることに気づきました。

未使用車でないことが気がかりでしたが、実車を確認したところ、状態は極上で新車と見た目が変わらず、AIS(第三者評価機関)の評価点も6点でした(これより上はS点しかありませんが、私の感覚だとS点が付くのは未使用車くらいです。営業によると「フロントに微小な飛び石キズが1か所あったせいで減点された」ということでした)。


※ジャーマンスリー(ベンツ、BMW、アウディ)の中古車を買うのであれば、認定中古車であることは絶対条件であり、未使用車でなければAISの評価書を必ず確認すべきです。
また、未使用車でない限り、延長保証は必ず付けるべきです(アウディA3は未使用車だったので付けるかどうか迷いましたが、10万8000円だったので付けました。E450ワゴンは24万2000円でしたが、数百キロとはいえ使用されていたことから迷わず付けることにしました)。


※E450ワゴンは全輪エアサスのため、延長保証を付けたほうが安心です。E250ワゴンのエアサス(ベンツのワゴン車は後輪エアサス付きですが、乗り心地の向上のためではなく、荷重調整のためです)は、新車登録後7年、19万7000キロでエアバッグ交換をしました。
エアサスは、コンプレッサーで圧縮した空気をエアバッグに送り込んで車高を上げ下げするシステムですが、エアバッグはゴム風船ですので、5年ないし走行距離7~8万キロでひび割れてエア漏れが発生すると言われています。エアバッグからエア漏れすると、タイヤがフェンダーにめり込むほど車高が下がるため、自力走行が不可能になります(コンプレッサーが無事であれば、エンジン始動後にコンプレッサーがエアバッグに空気を送り込むことで車高が復活するときもあります。とはいえ、エアーが常に抜け続けているのにコンプレッサーがエアーを送り続けて車高を無理やり保っている状況ですので、放置するとコンプレッサーまで壊れるリスクがあります)。


※認定中古車の買い方について更に言うならば、遠方の正規販売店から取り寄せ、近隣の正規販売店で整備・点検を頼むことも避けるべきです(私は絶対にしようとは思いません)。

ディーラーは正規販売店に整備工場が併設されたものであり、本来の仕事は車を売ることです。引越し等のやむを得ない理由であれば格別、別の店で買った車の整備・点検だけを頼む客がその店で車を買った客と全く同列に扱われることを期待すべきではないからです(具体的には、不具合があったときの態度が違ってきます。その店で買った車であれば、不具合が完全解消されるまで責任をもって対応してくれますし、その間の代車も期間無制限で無料提供されるでしょうが、別の店で買った車であればそこまでの対応を期待することはできません)。


見積書を出したもらったところ、最終的にコミコミ998万円(E250ワゴンの下取価格30万円を除くと1028万円)になりました。

この中には、①純正ドラレコ(前後)10万4500円、②純正ボディコーティングフルセット14万8500円(ホイールコーティング込み)、③モールプロテクションフィルム9万8560円、④メンテナンス&保証プラス30万8000円。⑤希望ナンバー取得費用が含まれています。なお、フロアマットは前所有者が買った純正品が付いていました(ちなみに、②のフルセットの内容には、マットやシートの清掃代も含まれているそうです)。


※「モールプロテクションフィルム」とは、ベンツのシルバーのモールはアルミ製のためアルカリ錆で白化してしまうことから、事前に透明のカーラッピング用フィルムを貼っておくというものです。透明フィルムとはいえ、フィルムを貼るとキラッキラのシルバーの見た目ではなくなりますが、どうせ白化すればキラッキラの見た目ではなくなります。


※ベンツには、新車購入後36か月間(新車登録後3年目の車検の直前まで)、修理代とメンテナンス費用が走行距離無制限で無料になる「メルケア」が付帯されています。

これらを5年目の車検の直前まで延長したいときは、有料で「保証プラス」(走行距離無制限で保証)と「メンテナンスプラス」(走行距離が7万5000キロ到達時点で強制終了)に加入する必要がありますが、E450ワゴンは「保証プラス」だけで24万2000円かかります(ちなみに、「メンテナンスプラス」は16万5000円ですので、両方入ると40万7000円になります)。これに対し、「保証プラス」と「メンテナンスプラス」がセットになった「メンテナンス&保証プラス」にすると、単体では適用されない新車割引がなぜか適用されて30万8000円になります。

E450ワゴンは新車登録後1年が経過していたので、買うのであれば「保証プラス」は必須です。そうすると、「保証プラス」単体で24万2000円、メンテナンスプラスとのセットで30万8000円との比較になります。差額は6万6000円。新車登録から数えて3年目の車検時(走行距離6万キロを想定)にエンジンオイル・オイルフィルター・ワイパーブレードの交換で3万円、ブレーキパッド・ブレーキデスクの交換で16万ほどが見込まれます。そのため、仮に新車登録から4年目の1年点検時には7万5000キロに到達してメンテナンスプラスが使えなかったとしても、6万6000円を払ってメンテナンスプラスをセットでつけた方が得であると考えました。
【参考】
●ベンツ(Eクラス)、9年22万キロまでの全維持費を大公開https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/09/e922.html


※ベンツは、新車購入時のリセールが非常に悪いです。

2008年3月に403万円(値引き3万円)で購入した「B170」は、2014年9月に50万円にしかなりませんでした。6年6か月、走行距離は5万3800キロです。

2011年2月に569万円(値引き72万円)で購入した「C200ステーションワゴン」は、2021年12月に20万円にしかなりませんでした。10年8か月、走行距離は12万6500キロです。

2014年9月に669万円(値引き101万円)で購入した「E250ステーションワゴン」は、2023年11月に30万円にしかなりませんでした。9年2か月、走行距離は22万6000キロです。

→値引額を見ると、私がベンツの買い方に少しずつ習熟していることが分かります。今回のE450ワゴンの998万円を含めると、これまでベンツに2539万円(下取金額を控除後)を使ったことになります。

→私の理解では、新車は値引きが期待できますが(購入価格によるものの最大で100万円程度)、認定中古車では値引きは期待できず、基本的にはプライスタグそのままの値段で買うことになります。これはベンツに限らず、BMWやアウディでも同じです。とはいえ、延長保証、フロアマット、ドラレコ、ボディコーティング等を付けた上で「値引きをしたら確実に買う」というオーラを出せば、若干の値引きはしてもらえます(今回は「1000万円を切れませんか」と言ったところ、28万円弱の値引きコミコミ998万円になりました。また、2021年12月に購入したアウディA3の未使用車は「350万円を切るのであれば契約します」と伝えたところ、13万円弱の値引きコミコミ349万円(Cクラスの下取価格を控除後)になりました。ただし、認定中古車は基本的に値引きができないことになっており、本体価格から13万円を値引きすることはできないので、値引額8万円+下取価格の上乗せ5万円という形になりました。アウディの営業担当は「認定中古車は値引きをしないのに、これほど値引きをすることになったのは初めてです」と何度もぼやいていました)。

※値引きというよりも、延長保証、フロアマット、ドラレコ、コーティングの代金の一部を値引きという名目でプレゼントしてもらうというイメージです。これらにはディーラーの利益が乗っているため、ディーラーとしても「値引きをしてもいいかな」という気持ちになりやすいのではないかと思っています。


さて、私が購入したヤナセでは、認定中古車は「商談中」のまま3日間とり置くことができます。コミコミ998万円という価格に迷いました(買うつもりで見に行ったのではなく、「状態を確認してみて、良かったら買うかどうかを検討しようかな」という軽い気持ちで見に行ったことから、即決はできませんでした)。

E450は既にカタログ落ちしているため(2022年9月生産モデルで終売)、公式サイトの「見積シミュレーション」を利用することができません。そのため、1028万円(998万円+E250ワゴンの下取価格30万円)がどのくらいお得かが分からなかったのですが、2020年9月のマイナーチェンジ時点のE450ワゴンの販売価格は1309万6000円(本体1203万円+エクスクルーシブパッケージ85万9000円+メタリック塗装20万7000円)です。マイナーチェンジ直後に新車で買うよりも281万6000円(21.5%)も安いことになります(ただし、下記のE300ワゴンの見積シミュレーション結果のとおり、E300ワゴンでは114万9000円が更に加算されます。そうすると、値引額は369万5000円となります)。

また、E450ワゴンのすぐ下のグレードのE300ワゴンを見てみると、マイナーチェンジ時点の本体価格はE450ワゴンよりも250万円安くなっています。E300ワゴンの見積シミュレーション結果は次のとおりです。


総額 1307万3940円
【内訳】
本体価格 1098万円
パッケージ・オプション 95万8000円
メタリック塗装 23万4000円
アクセサリー(ドラレコ、マット等)16万5000円
メンテナンス&保証プラス 30万8000円
諸経費 42万8940円

純正ボディコーティングフルセット14万8500円とモールプロテクションフィルム9万8560円を付けるとすると、E300ワゴンの総額は1332万1000円になります。E300ワゴンはマイナーチェンジ時点でE450ワゴンより250万円安いため、単純にこの差額を足すと1582万1000円。私の1028万円は554万1000円(35.0%)も安いことになります。


※E53ワゴン(EクラスをベースとしたAMG)とも比較してみます。

総額 1709万7710円
【内訳】
本体価格 1464万円
パッケージ・オプション 114万6000円
メタリック塗装 13万6000円
アクセサリー(ドラレコ、マット等)16万5000円
メンテナンス&保証プラス 46万2000円
諸経費 54万8710円

純正ボディコーティングフルセット14万8500円とモールプロテクションフィルム9万8560円を付けるとすると、E53ワゴンの総額は1734万4770円になります。E53ワゴンはマイナーチェンジ時点でE450ワゴンより85万円高いため、単純にこの差額を引くと1649万4770円。私の1028万円は621万4770円(37.7%)も安いことになります。



新型Eクラスにも「E450 4MATIC」がありますが(日本導入されるかどうかは不明)、日本導入されて100万円の値引きが効いたとしてもコミコミ1500万円は覚悟する必要がありそうです。

それを考えると、新車登録後1年が経過した中古車とはいえ、ほとんど走行していない状態が極めて良いE450ワゴンが1028万円で手に入るのは逃してはいけないチャンスなのではないかという思いが強くなり、購入することにしました。


※お金は、auじぶん銀行(普通口座の金利0.2%)に置いてあったものを使いました。
私は、楽天銀行(普通口座の金利0.1%)を生活費決済用の口座として利用しており、auPAYカード(auじぶん銀行)、オリーブプラチナプリファード(三井住友銀行)、ミライノカードゴールド(住信SBIネット銀行)等を除く全ての引き落としを楽天銀行に集中させています。
楽天銀行の普通預金口座には常時150万円を置いておきたいと考えており、口座残高が120~130万円になったらauじぶん銀行から150万円になるように送金していました。また、私は、毎年1月1日、心機一転した新たな気持ちでその年に子供たちに幾らのお金を贈与する金額を幾らにするのかを決めています。
しかし、来年からはこれらお金がauじぶん銀行にはないことになります。
そこで、来年からは、お金が必要になったらSMBC日興証券で買った個人向け国債(みずほ証券で1000万円、残りはSMBC日興証券で購入)をその都度、中途換金する予定です。



E450ワゴンを購入後、初めて乗った感想は「重厚感がある」ということでした。
ベンツの伝統的な乗り心地は「メルセデスライド」と呼ばれます。重たいローラーで道路を均しながら進んでいくようなドライブフィールのことですが、まさにそのような印象を受けました。このようなドライブフィールはE250ワゴンにはなかったものです。

インテリアは、高級な素材を惜しげもなく使っているといういいモノ感」に満ち溢れています。安っぽく感じる部分は皆無です。

※現行型のS400d(Sクラスの最下位グレード)に試乗したときは、エアコンの送風口のシルバーの縁取りがフロントガラスに反射して映り込んだり、センターコンソールの全面ピアノブラック塗装が高級感を損ねたり、テスラっぽい見た目の大型タッチスクリーン(カーナビ兼用)の外装が安っぽかったりするなどのネガを感じましたが、E450ワゴン(Eクラスの最上位グレード)ではそのようなネガは一切感じられません。


私は、アウディA3も保有しています。乗り込むたびに自然と「いい車だな」という感想が浮かびます。質感の高さをしみじみと実感するものの、「高級車」であるとは感じません。
しかし、E450ワゴンは、その存在すべてから「the高級車」というオーラを放っています。このオーラは、E250ワゴンは勿論、S400dでも感じられませんでした。

E450ワゴンは、いわゆる「あがりの車」です。
最初からE450ワゴンを買っていれば幸せになれたようにも思えますが、B170を買い、C200ワゴンを買い、E250ワゴンを買ったからこそ、E450ワゴンの素晴らしさを今、実感することができているのかもしれません。


補足1
センターコンソールに鎮座しているタッチパッドですが、そのせいでセンターコンソールボックスの容量がかなり減ってしまいました(4代目後期型と比較すると、体感で3分の2から半分程度の収納力です)。
また、タッチパッドに左手で文字を書いて車に認識させるのは停車時に気合を入れてやっても難しく、右手で書こうとすると字が斜めになって誤認識が多くなります。ましてや運転中の操作は不可能です。運転中でも左手の感覚だけで操作可能だったジョグダイヤルが懐かしいです。
ただし、「ハイ・メルセデス」と口頭で話しかけた後に要望を伝えると、かなりの精度で対応してくれるのは便利です。例えば、「〇〇に行きたい」と言えばナビのルート設定をしてくれますし、「温度を2度下げてほしい」と言えばエアコンの温度を2度下げてくれます。

補足2
パヒュームアトマイザーがグローブボックス内にあるせいで、グローブボックスに車検証ケースを入れるスペースがありません。
もっとも、車検証ケースはトランクのスペアタイヤ置き場が物入れに改造されたスペースに置けばよいのですが(スペアタイヤの代わりにパンク修理キットが入っています)、問題は、パヒュームアトマイザーがグローブボックスの右端に設置されているせいでETC車載器がグローブボックスの左端に追いやられ、運転席から手を伸ばしてETCカードを入れ替えることができなくなったことです(停車してシートベルトを外して助手席側に体を乗り出して入れ替える必要があります)。

補足3
CDプレーヤーがないことが気になっていましたが、ウインドウズの標準ソフトである「Windows Media Player」にCDを取り込んでUSBメモリに保存し、Type-Cケーブルで車に接続すると、車のスピーカーで音楽を聴くことができます(最初は変換アダプタを買いましたが、車のType-Cコネクタに何度も抜き差ししたくなかったので、Type-Cケーブルを買って車のType-Cコネクタにはつなぎっぱなしにして、USBメモリはType-Cケーブルから抜き差しして使うことにしました)
なお、E450ワゴンにはType-Cコネクタが3か所ありますが、複数のType-Cコネクタに複数のUSBメモリを差し込んでも1か所しか認識されませんので、別のUSBメモリに記録した音楽を聴きたいときは物理的にUSBメモリを差し替えなければならず、差し替えた後は常に冒頭から再生されてしまうという面倒さがあります。
また、タイトルや歌手名が時々文字化けして表示されるという不具合もあります。

補足4
ACC(前車に追従して自動で加減速し、ゼロ停止・停止保持までする。自動停車後30秒以内であれば自動発進する)は、非常に便利です。
ただし、E250ワゴン(4代目後期型)はレバー型です(ワイパーレバーの下に専用のレバーがあります)。E450ワゴン(5代目後期型)のステアリング型はステアリング上に配置されたボタンを目視しなければ操作できないのに対し、レバー型は進行方向に目線を固定したまま左手の感覚だけで操作できるため、操作性はレバー型の完勝です。

補足5
ガラスサンルーフ(車の前に立って眺めると、サンルーフ部分は黒で塗りつぶされているため、ツートンカラーで塗装されているように見えます)があるのですが、後席の子供が喜んでいます。
運転席からはほとんど空は見えませんが、車内が明るくなるため、心も明るくなります。また今の時期は太陽光が車内に降り注ぐため、非常に暖かいです。真夏にどうなるかは心配ですが、付いていて良かったです。

補足6
E250ワゴン(4代目後期型)で使っていたジュニアシート(ISO-FIX対応)がE450ワゴン(5代目後期型)には付けられませんでした。固定金具の形状が明らかに異なっています。
ただ、もう10歳になったので試しにジュニアシートなしで座らせてみたところ、シートベルトが首に食い込むこともなく普通に座ることができました。ナパレザーの肌触りが異常なほど気持ちよく、シートヒーター(運転席と助手席にはシートベンチレーションとシートヒーターが付いていますが、後席はシートヒーターだけです)が利用できるようになったので子供はご機嫌です。

補足7
センサーが格段に進歩しています。360度カメラも付いているため、バック時に歩行者や自転車にぶつかることはなさそうです。

補足8
ノーマルタイヤ(非ランフラットタイヤ)かつ全輪エアサスのおかげで、乗り心地が極上です。とても気に入りました。
大事にして、できるだけ長く乗り続けたいと思っています。


12 件のコメント:

  1. 文面から男爵様の喜び 溢れてきますね  長距離の運転が楽しみですよね
    私は40年前の国産車です 未だ

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  2. ご購入おめでとうございます。
    良い買い物が出来た様で何故かこちらも嬉しくなりました。

    ブログタイトルは変わってしまいましたが、やはり男爵には
    ベンツに乗り続けて頂きたいと思っておりました笑

    私も輸入車を乗り継いでおりますので、ベンツを買う際迷ったらご相談させて頂ければ幸甚です。

    返信削除
  3. コメントありがとうございます。

    >長距離の運転が楽しみですよね

    上の子が中学生になって家族旅行に行くこともなくなりました。近場の運転しかしていませんが、でも楽しいです。

    >男爵にはベンツに乗り続けて頂きたいと思っておりました

    E450が想定をはるかに超えてよかったので、E450を乗り継ぐことになるかもしれないなと思っています。

    >私も輸入車を乗り継いでおりますので、ベンツを買う際迷ったらご相談させて頂ければ幸甚です。

    その際はまたコメントをいただければと思います。

    返信削除
  4. メッセージでコメントをいただいたので、貼り付けます。


    購入おめでとうございます。
    車投稿楽しみにしておりまして、Eクラスに乗りたくなりますが、機械式駐車場で幅1,850の制限がありまして車高のゆとりを考えますとBクラスしかなく、悩ましいです。

    返信削除
  5. コメントありがとうございます。

    >Eクラスに乗りたくなりますが、機械式駐車場で幅1,850の制限があり

    私のE450ワゴンの車検証の記載は、長さ495㎝、幅185㎝、高さ146㎝です。
    そのため、1850㎜の制限のある機械式駐車場でも書類上は大丈夫ですが、毎日気を使って入出庫するのはストレスですので、できれば1800㎜以下の車にしたいという気持ちはよく分かります。

    ただ、
    >Bクラスしかなく、悩ましい

    Bクラスよりも、フォルクスワーゲンゴルフのほうが乗り心地がよいと思います。
    ただ、現行ゴルフ(8代目前期型)はスイッチを極力排除したせいで非常に操作しにくい(エアコンの温度操作もタッチスクリーン経由)というクレームが多発したらしく、2024年発売予定の後期型ではスイッチが復活しデザインも一新されるため、買うのであれば後期型を待ちたいところです。

    1820~1830㎜でよければ、ベンツCクラス、BMW3シリーズ、フォルクスワーゲンパサートが候補に入ってきます(なお、アウディは再生可能素材を使った内装が安っぽいので候補外です)。

    C43(メルセデスAMG)のエンジンはV6から直4に変更されましたが、マイスターが手組みしています(担当したマイスターの署名入りのプレートが貼ってあります)。
    AMGは試乗したことがないので良し悪しは分かりませんが、1820~1830㎜という条件があるのであれば、私ならばC43ワゴンの検討を加速させるかもしれません。

    返信削除
  6. えぷろんぱぱ2023年12月12日 14:14

    新しいベンツのお迎え、おめでとうございます。  
    いつもブログ拝見しながら一度はベンツに乗ってみたいと夢見ています。
    これからもベンツのレポートを楽しみにしています。
    ちなみにお子さんが小さい時にミニバンは選択肢に入らなかったでしょうか?
    私が現在子育て真っ只中なので興味があり、しつもんさせてきたたきました。

    返信削除
  7. コメントありがとうございます。

    >お子さんが小さい時にミニバンは選択肢に入らなかったでしょうか?

    スライドドアは確かに魅力的だったのですが、横風で横転するリスクや、事故時にグシャッとしそうで選択肢から外しました。

    返信削除
  8. 男爵様

    丁寧なご説明ありがとうございます。
    仰せのとおり幅ギリギリで毎回いれるのはストレスに感じますので1,800以下が理想ではあります。

    Bクラスよりゴルフの方が乗り心地が良いんですね。
    妻がSUVの方が良いのでコンパクトSUVが選択肢になってしまいます。
    以前キャプチャーを見に行ったとき、男爵様が言われていたフランス車は装備が知らぬ間に削られていくことを実感したのを記憶しております。

    返信削除
  9. コメントありがとうございます。

    >コンパクトSUVが選択肢

    SUVは大きいので、幅が1800以下となるとキャプチャーくらいしかないのですが、

    >フランス車は装備が知らぬ間に削られていくことを実感した

    これを見てしまうと買おうという意欲が減退しますよね。

    ちなみに、私が現時点で妻の車を買うとしたら、レクサスLBX(幅1825)を試乗した上でBMWのアクティブツアラー(幅1825)にすると思います。
    http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-2560.html

    返信削除
  10. 男爵様
    有難うございます。
    LBXは検討候補ではありましたが、今の車と雰囲気が変わらずアクティブツアラーに興味が湧いてきました。両車とも試乗してみたいと思います。

    返信削除
  11. 男爵さま
    購入おめでとう御座います。
    購入のプロセスや交渉、値引きとサービスとの兼ね合い、幾らと提示するかの駆け引き(というかクロージングでしょうか)が楽しそうでなによりです。
    私は’92のEクラス(当時価格1650万円)を半分楽しみ、半分資産みたいな感じで乗っています。
    メルセデスライド、よーくわかります。
    これからも様々な情報楽しみにしています。

    返信削除
  12. コメントありがとうございます。

    >アクティブツアラーに興味が湧いてきました

    同時に3シリーズワゴン(幅はアクティブツアラーと同じ)にも試乗して比較してみると面白いかもしれません。

    >私は’92のEクラス(当時価格1650万円)を半分楽しみ、半分資産みたいな感じで乗っています

    気に入った車に出会えるといいですよね。
    私もE450ワゴンをずっと乗っていきたいと思っています。

    返信削除