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【先頭固定】誰でもできる超カンタン投資術(2024.3)

本稿は、当ブログ(「 たわら男爵のインデックスファンド投資術 」)及び旧ブログ(「 40代でアーリーリタイアしたおっさんがたわら先進国株でベンツを買うブログ 」)の集大成として、何らの知識がなくても実践できる資産形成の具体的なやり方をお伝えするものです(この記事の後で カテゴリ ...

2024年2月20日火曜日

日本株投信の資金流入額、全投信の10.89%

投資信託協会が「投資信託概況(1月中)」を公表しています。

それによると、2024年1月の公募株式投信(除くETF)の資金流入額は1兆3107億円であり、そのうち国内株式型は1427億円(10.89%)ということです。



ソースはこちら。

https://www.toushin.or.jp/statistics/


投資信託協会は、国内株式型については


(※1)国内株式型の資金増減額(2,626(億円))からETFを除いた資金増減額は1,427(億円)

という注記をしていますが、海外株式型と内外株式型については注記がなく、ETFを除いた金額が幾らなのかは分かりません。

ただし、国内株式型を含むETFの資金流入額は1330億円であるため、上記注記で判明した国内株式型のETFの資金流入額1199億円を差し引くと、海外株式型と内外株式型のETFの資金流入額は131億円であり、無視できる程度の誤差にすぎないことが分かります。


2024年1月の公募株式投信(除くETF)の資金流入額を整理してみます。


合計 1兆3107億円

国内株式型 1427億円(10.89%)
海外株式型 7627億円(58.19%)
内外株式型 3816億円(29.11%)

※海外株式型、内外株式型にはETF(合計131億円)を含む



上記のうち内外株式型が何かという点ですが、

●eMAXIS Slimシリーズ、1月は過去最大の資金流入(6045億円、うちオルカンは3428億円)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/02/emaxis-slim160453428.html


のとおり、内外株式型の3816億円のうち、3428億円はスリムオルカンです。


さて、本件について日経速報ニュース(2024/02/19 12:00)が


●日本株投信に資金流入、高配当株ファンドが人気


という記事を公開しています。


記事には、国内株式型の資金流入額ベスト10の一覧表が掲載されています。

それによると、


1,10本のファンドは全て新NISAの成長投資枠で購入可能。つみたて投資枠でも購入可能なファンドは3本。

2,アクティブファンドは、10本中8本(インデックスファンドは、6位のスリムTOPIXと8位のスリム日経平均の2本のみ)。

3,10本中5本(1位、3位、4位、5位、7位)高配当」をうたっている。

4,1位の「日本好配当リバランスオープン」(純資産額1988億円)は資金流入額をさばききれず、2月7日から新規購入申込停止中。


ということです。


インデックスファンドがほとんどで、しかもスリムオルカンとスリムS&P500の2ファンドに人気が集中している非国内株型とは、見える景色が全く違いますね。


3 件のコメント:

  1. 男爵様

    本記事とは関係ないのですが、いまセゾンゴールドアメックスの実質年会費無料キャンペーンが行われていると小耳に挟みました。

    この機会に作るべきでしょうか。

    返信削除
  2. 誤解釈していたら申し訳ないのですが、東証の発表資料では、2024年1月度の投資信託部門は売り越しとなっています。

    https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/investor-type/00-01.html

    課税口座などの古い投信を多く売却し、その一部が高配当株投信などに再投資された。但しトータルでは日本株投信は売り越し。
    という事でしょうか。

    返信削除
  3. コメントありがとうございます。

    >いまセゾンゴールドアメックスの実質年会費無料キャンペーンが行われている

    メインカードとするには還元率が低く、ゴールドカードとしての特典(保険、ラウンジ等)は削られ、単に金色をしたノーマルカードのようなものになってしまっています。

    もはやアメックスオファーで使えるカードが1枚増えるだけの意味しかありませんので、それを踏まえて欲しいかどうかを判断してください。

    >東証の発表資料では、2024年1月度の投資信託部門は売り越しとなっています。

    東証の資料の見方がよく分からないので何とも言えません。
    ただ、投信協会の資料からは、ETFを含めて2626億円が流入したというように読めます。

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