2024年1月に新NISAがスタートし、投資信託への莫大な資金流入が続いています。
1月の資金流入額は1兆2798億円(確報値)という驚くべき金額であったことから、2月以降もこの勢いが続くのかどうかが注目されていましたが、2月の資金流入額は1兆3930億円(QUICK資産運用研究所の推計値)であり、なんと1月の資金流入額を上回りました。
ソースは、日経速報ニュースの下記記事(2024/03/07 12:00)です。
上記記事には「資金流入上位10投信」というタイトルの表が掲載されています。
上記一覧表によると、1月と2月の資金流入額は次のとおりです。
1,スリムオルカン 3428億円(1月)→2285億円(2月)
2,スリムS&P500 2078億円(1月)→1816億円(2月)
6,楽天S&P500 397億円(1月)→389億円(2月)
7,iFree NEXT FANG+ 270億円(1月)→387億円(2月)
2月の資金流入額のほうが1月よりも多いのに、スリムオルカン、スリムS&P500、楽天S&P500は1月よりも減っています。
特にスリムオルカンとスリムS&P500のトップ2は、あわせて1405億円の減少(5506億円→4101億円)です。
資金流入額の多寡は人気のバロメーターです。
スリムオルカンとスリムS&P500への資金集中はインデックスファンドのコスト競争にとって非常に大きなマイナス要因であるため、楽天プラスシリーズやSSGAライトシリーズなどスリムシリーズをコスト面で上回るファンドシリーズの一層の奮励努力を期待します。
【参考】
●たわら先進国株、5000億円に到達(史上最高値も更新)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/03/5000.html
0 件のコメント:
コメントを投稿