たわら先進国株、5000億円に到達（史上最高値も更新）

先進国株インデックスファンドの分野で最安の「たわらノーロード先進国株式」は、2024年3月4日、史上最高値を更新し、純資産額が5000億円に到達しました。






※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●金の小売価格、史上最高値を更新（1g 1万1000円の大台に到達）
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/03/1g-11000.html

たわら先進国株は、日本を除く先進国の株式に時価総額比で投資するインデックスファンドです。

競合ファンドには、

eMAXIS Slim先進国株式　6689億円
ニッセイ外国株式　6673億円

があります。


私は、2015年12月にたわら先進国株が新規設定されたときから、たわら先進国株をバイアンドホールドし続けています。

当時は、低コストインデックスファンドと言えばニッセイ外国株のことでしたが（スリム先進国株が新規設定されたのは2017年2月であり、スリムシリーズはまだ存在していません）、私がニッセイ外国株ではなくたわら先進国株に魅力を感じた理由は、


●「投信ブロガーが選ぶ！ Fund of the Year」に投票しました
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/11/fund-of-year.html


に記載したとおりですが、ひとことで言うならば「寄らば大樹の陰」。
国内年金資産残高ナンバーワンのDIAMアセットマネジメント（2016年10月に合併して現在の「アセットマネジメントONE」に商号変更）が運用するファンドであれば安心して資産を託することができる、と考えたのです。

あれから8年2か月。

たわら先進国株の基準価額は3倍に増え、私の総資産も2.4倍に増えました（私は相当額の無リスク資産を確保しているため、増え方は連動していません）。
【参考】
●たわら先進国株、基準価額3万円に到達
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/02/3.html

とはいえ、右肩上がりで順調に増え続けたわけではありません。

2015年12月17日に基準価額1万円で新規設定されたたわら先進国株は、2016年1月5日に初めて1万円を割りました。2016年6月28日には8190円まで下落した後、2016年12月に入ってようやく1万円を回復したのです。

このように、たわら先進国株は、新規設定直後から厳しい相場環境にさらされました。

たわら先進国株の新規設定日に大量購入した私はわずか19日後に含み損を抱えることになり、その状況が11か月も続くことになるわけですが、今の莫大な含み益は急落時でもバイアンドホールドを続けたおかげです。


●「オルカンもS＆P500も長期で持ち続けられればいいですよ。だけどこれから暴落して長期低迷するとしたら、そのときにみなさん耐えられますか」（澤上篤人）
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/02/s.html


私は「インデックス投資は、史上最高値を更新し続ける未来に賭ける投資方法である」と考えています。

史上最高値を更新した今だからこそ、暴落時であっても含み益でウハウハな未来を信じてバイアンドホールドを続ける覚悟があるのかどうかを自分に問いかけ、将来に備えておくべきです。