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本稿は、当ブログ(「 たわら男爵のインデックスファンド投資術 」)及び旧ブログ(「 40代でアーリーリタイアしたおっさんがたわら先進国株でベンツを買うブログ 」)の集大成として、何らの知識がなくても実践できる資産形成の具体的なやり方をお伝えするものです(この記事の後で カテゴリ ...

2024年11月26日火曜日

auカブコム証券、auPAYカード投資の還元率を1.0%→0.5%に改悪

auカブコム証券は、2024年11月26日、auPAYカード決済による投信積立サービスの還元率を1.0%から0.5%に改悪する旨を発表しました。




※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●楽天証券、外株配当金が1営業日後に入金し、2営業日後に出金可能に(12/2~)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/11/1.html

●たわらインド株Nifty50、0.2805%で登場(12/11~)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/11/nifty50028051211.html



ソースはこちら。
https://kabu.com/company/pressrelease/20241126_1.html
「au PAY カード」(レギュラーカード)による決済で投資信託を積立のお客さまについて、2025年1月10日(金)のカード引き落とし分(※)から、投資信託の積立金額(決済額)に応じて加算されるPontaポイントが、現行の1.0%から、0.5%に改定されます
なお、「au PAY ゴールドカード」にて決済のお客さまは、従来どおり1%で変更ございません。
クレジットカードのご利用日は2024年12月6日(金) 、投資信託の積立指定日は2025年1月6日(月)、ポイントの加算は1月末頃となります。



auグループは、改悪をいきなり発表していきなり実施するという悪癖があります。
今回も12月6日決済分から還元率を0.5%に改悪するという悪癖を踏襲しています。改悪の理由は、auと三菱UFJが共同経営していたauカブコム証券からauが完全に手を引き、「三菱UFJ eスマート証券」に名称変更されるからであるとはいえ、実施日の10日前(11/26発表、12/6実施)の突然の改悪発表には顧客に対する誠意が全く感じられません。

私は、クレカ投資の還元率が0.5%ではやる気が起きず、楽天証券でも楽天キャッシュ決済による投信積立サービスは利用していますが、楽天カード決済による投信積立サービスは利用していません。
auカブコム証券でauPAYカード決済による投信積立サービスを利用している理由も還元率が1.0%だからです。還元率が0.5%に改悪された12月以降はクレカ投資をやる気が起きないため、クレカ投資の積立設定は解除して保有残高も全売却します(積立解除の締切日は12/5。最後のクレカ投資が11/7設定締切、12/2買付、12/10引落しになるため、いま全売却しても12月2日買付分が残りますが、これも12月中に売却します)。

ただ、問題があります。それはauPAYカードは投信買付専用カードにしているため、クレカ投資をやめるとauPAYカードの決済実績がゼロになり、auじぶん銀行の普通預金の金利が下がるという点です。
※auPAYカードの年会費は、年1回の利用があれば無料から無条件で無料に変更されたので、auPAYカードの決済実績が影響するのはauじぶん銀行の普通預金の金利だけです。

auじぶん銀行の普通口座の金利は0.11%ですが、auマネーコネクト設定で+0.10%、auPAY口座連携で+0.05%、auPAYカードの口座からの引落しで+0.05%されるので、各種連携を済ませた後はauPAYカードで投信を買うだけで0.31%になります。しかし、クレカ投資をやめると、auPAYカードの口座からの引落し分の0.05%が上乗せされないので0.26%に下がってしまいます。
すぐに思いつく対策は、SBI新生銀行(SBI証券と連携するだけで、翌々月から0.30%)、マツイバンク(無条件で0.31%)のどちらかを利用することです。とはいえ、私は、E450ワゴンを買うまでは常に1000万円以上をauじぶん銀行に置いていましたが、今では数十万円程度しかありません。0.05%が下がったとしても100万円を1年間預け続けて500円ですので、どうするかはもう少し考えてみることにします。

なお、auカブコム証券はもう利用することはなさそうですが、「三菱UFJ eスマート証券」に生まれ変わった後にお得なキャンペーンをするかもしれませんので、もうしばらくは残しておこうと思っています。

17 件のコメント:

  1. 男爵様

    本当にauグループには呆れ果てますね。

    以前、私になんの落ち度もないのに、付与されるべきポンタポイントを付与せず、初めて電話口で怒鳴った記憶が蘇りました。(向こうの落ち度と認めているにも関わらず)

    それ以来、その程度の企業と思って冷ややかに見つめております。

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  2. とうとうこの日が来てしまいましたね。わたしもカブコムを利用する事はもうなさそうです。
    au連携の継続を標榜していますが、来年の今頃にはあっさり無くなってたりして。

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  3. >auマネーコネクト設定で+0.10%

    つぎはこの上乗せ金利の改悪がauじぶん側からリリースされるでしょうね
    +0.10→+0.05のような気がしますが、撤廃も有り得るかも

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  4. 残ったau投信残高の選択肢として、1売却し他社で再購入、2他社へ移管、3保有継続 のうち、どれがよいでしょうか?
    なお、じぶん銀行は使用していません

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  5. 本当に改悪ですよね。
    1%の魅力があるから株コムを選んだのに、とんだ腑抜けぶりですわ。

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  6. 島根銀行スマートフォン支店の普通預金金利は特に条件なく0.35%と優秀ですよ。まあ、いつ改悪されるかは全くわかりませんけど。

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  7. 改悪記事よみました。 アマゾンで最低15円ですがオートチャージすることで引落はクリアできます。他にオートジャージつかってらっしゃるとサブ垢でアマゾン作れば行ける気がします。

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  8. コメントありがとうございます。

    >本当にauグループには呆れ果てますね。

    突然の改悪だけはやめてほしいです。

    >au連携の継続を標榜していますが、来年の今頃にはあっさり無くなってたりして。

    私も、継続性に疑問を持っています。

    >つぎはこの上乗せ金利の改悪がauじぶん側からリリースされるでしょうね

    マネーコネクトはカブコム証券とじぶん銀行との自動入出金設定ですので、カブコム証券がauを離れた後も続くとは思えませんよね。

    >残ったau投信残高の選択肢として、1売却し他社で再購入、2他社へ移管、3保有継続 のうち、どれがよいでしょうか?

    私がカブコム証券で買っているのはポイント目的のスリムオルカンですので全売却しますが、もし私が資産形成目的で買っているのであればSBI証券に移管するでしょう。
    なお、カブコム証券に支払う出庫手数料はSBI証券が全額キャッシュバックしてくれます。

    >1%の魅力があるから株コムを選んだのに

    特定口座でクレカ投資をしているだけであれば諦めもつきますが、NISA口座を作ってしまった人は悲しいですよね。

    >島根銀行スマートフォン支店の普通預金金利は特に条件なく0.35%と優秀ですよ

    以前調べた時には振込手数料がかかるのが最大のネックだと思ったのですが、今確認したら前々月末の預金残高150万円以上で月1回、300万円以上で月3回、500万円以上で月5回、それぞれ無料になりますね。

    ただ、私の場合は、無リスク資産の大半が既に個人向け国債にあるため、この特典を利用することはできません。

    >アマゾンで最低15円ですがオートチャージすることで引落はクリアできます。

    これはいいアイデアですね。
    他の金利アップ特典が改悪されるまで、毎月15円のアマギフチャージで乗り切るのもいいと思えてきました。

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  9. >auカブコム証券はもう利用することはなさそうですが、「三菱UFJ eスマート証券」に生まれ変わった後にお得なキャンペーンをするかもしれませんので、もうしばらくは残しておこうと思っています。
    いつも大変有益な情報をご発信くださいましてまことにありがとうございます。

    に同意です。
    いや、もう年内に口座は閉めようと思っていたところですが、男爵様の言及された、生まれ変わった後のキャンペーンは確かにもしかしたらあるかも

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  10. コメントありがとうございます。

    >生まれ変わった後のキャンペーンは確かにもしかしたらあるかも

    三菱UFJの底力(あんまりなさそうですが)に期待しましょう。

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  11. 男爵様。いつも記事で勉強させていただいています。

    過去記事の確定申告を読み、↓が得と考えたのですが、合っていますでしょうか?
    ・退職後に住民税を納めている期間は、確定申告すれば納めすぎた税金が還付される。
     ただし、特定口座で取引をしてはダメ。
    ・住民税が免除されたら、特定口座で取引をしてもよい。
     ただし、確定申告はしない。

    本記事とは別件で恐縮ですが、お時間のある時に回答いただけると幸いです。

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  12. コメントありがとうございます。

    >・退職後に住民税を納めている期間は、確定申告すれば納めすぎた税金が還付される。
     ただし、特定口座で取引をしてはダメ。
    ・住民税が免除されたら、特定口座で取引をしてもよい。
     ただし、確定申告はしない。


    どのような内容かが全く思い出せないのですが、元記事を教えてください。

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    返信
    1. 男爵様
      返信ありがとうございます。質問がわかりづらく、申し訳ありません。
      元記事は『税金のことが分からない人は「特定口座源泉徴収あり」で完結させ、確定申告をしてはいけない』です。
      記事を読み『市町村が低所得者に提供する住民サービスを受けたい人は、「特定口座源泉徴収あり」で完結させ、確定申告をしてはいけない』ことは理解しました。

      お聞きしたかったのは「サラリーマン生活」から「特定口座の譲渡益と配当益での生活」への切り替え時期の確定申告です。
      給与から算定された税金を払っている間は、確定申告した方が還付があって得と考えました(年末調整がないため)。
      ただ、上記記事に『市町村との関係では、総合課税を選択しようが申告分離課税を選択しようが関係なく、「合計所得金額」「総所得金額」に算入される』とありましたので、確定申告をする場合、特定口座の取引はしない方が良さそうと考えました。
      このような考えで合っておりますでしょうか?

      削除
  13. コメントありがとうございます。

    >給与から算定された税金を払っている間は、確定申告した方が還付があって得と考えました(年末調整がないため)。

    各種所得控除が余るため、譲渡益や配当益と相殺したいという意味だと思うのですが、私ならば確定申告は給与所得のみにとどめ、譲渡益や配当益は特定口座から出しません。
    特定口座から出すと、住民税が5%から10%に倍増することや、国保の掛金に影響するからです。社保の任意継続をすれば国保の問題はないとしても、他にどのような影響があるかが読み切れません。

    >確定申告をする場合、特定口座の取引はしない方が良さそうと考えました。

    特定口座(源泉徴収あり)で取引した後、その譲渡益や配当益を特定口座から出して確定申告して源泉徴収された税金を取り戻すかどうかということであって、一般口座で取引したら税務申告書類を作成する際、大変面倒なことになりますので、少なくとも一般口座での取引はやめたほうがよいです。

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    1. >私ならば確定申告は給与所得のみにとどめ、譲渡益や配当益は特定口座から出しません。

      なるほど。そういう事が出来るのですね。
      申告する場合は全ての所得を記述しなければならないのだと勘違いしておりました。
      ご回答ありがとうございました。

      削除
  14. 15円オートチャージ書いたものです。
    本筋とは全然異なる質問になります。

    貴殿記事を色々読みまして、積立投信するなら、たわらノーロード先進国がよさげに思えてきました。
     積み立て投信を切り替えるのは下記の理由で損になりますか?
     新旧NISA で、S&P500 が 400万円程度あります。 これはこのまま置いておいて、新たに今から たわら を積み立てていく。  原資がたくさんある方が有利に思えていてこのままS&P500一本で行った方がよろしいのでしょうか? それとも、 投信には複利効果といものが無いのであまり気にしなくて新に0から積み立てても良いモノでしょうか?
     私はSBI証券つかってますので保有ポイントの恩恵は受けられます。

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  15. コメントありがとうございます。

    >新旧NISA で、S&P500 が 400万円程度あります。 これはこのまま置いておいて、新たに今から たわら を積み立てていく。

    この方法で良いと思います。
    また、生涯投資枠1800万円を使い切った時点でS&P500ファンドを売却してたわら先進国株を買ってもよいでしょう。

    >原資がたくさんある方が有利に思えていてこのままS&P500一本で行った方がよろしいのでしょうか? 

    特定のファンドの保有額はリターンに全く関係ありません。
    10万円のファンドをもっている人が11万円になれば、同じファンドを100万円もっている人は110万円になります。

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