JALPayが11月1日から改悪です。
電子マネーチャージの還元率が200円ごとに1マイル(還元率0.5%)から1000円ごとに1マイル(還元率0.1%)になります。
リリースが出ています。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/jmb/jalpay/pay/notice/250826-mileup/
対象:ANA Pay、au PAY、ICOCA、IDARE、MIXI M、nanaco、PASMO、Suica、WAON、くまモン!Payなど
(今後対象は変更・追加になる可能性がございます。)
(例)10月28日に利用後11月1日にご利用確定情報が到着→変更後の積算率
10月28日に利用後10月31日にご利用確定情報が到着→変更前の積算率
私は、
PayPayカードゴールド→JALPay→ApplePayのWAON→楽天ギフトカード(ミニストップ店頭でApplePayのWAONで支払う)
というルートでJALPayを利用しています。
PayPayカードゴールドでJALPay残高にチャージすると、還元率は2.0%(PayPayポイントで付与。前月にPayPayステップ達成済のとき)になります。
また、「超PayPay祭」の開催中だと、「スクラッチくじ」に当選すれば還元率は更に0.5%上乗せされて2.5%になります(スクラッチくじは、1等100%、2等5%、3等0.5%ですが、1等と2等はまず当たりません)。
JALPayでApplePayのWAON残高にチャージすると、還元率は0.5%(JALマイルで付与)でしたが、11月1日(利用確定情報がJALPayに到着することが必須)以降は0.1%になります。
そして、ミニストップ店頭に行き、楽天ギフトカードを店員に渡し、ApplePayのWAONで支払うと、1%(いつでも無条件)ないし5%(毎月10日のみ)のWAONPOINTが付与されます。
※WAONPOINTは、毎月20日、ウエルシアで1.5倍(=全品33%オフ)で利用できます。WAONPOINTはVポイントと相互に等価交換できるため、私は、SBI証券の投信残高ポイントでもらったVポイントをWAONPOINTに交換し、ウエルシアで利用しています。
※2025年7月10日から、毎月10日に限って還元率が5%になります。
https://www.ministop.co.jp/campaign/10aeon_pay_waon_point10.html
私は、
1,9月1日になったらJALPayチャージを上限までする(上限は、1回5万円、1日10万円、1か月30万円)。
→JALPay残高はJALPayプリペイドカードで消費できるため、仮にWAONチャージができなくなったとしてもJALPay残高の使い道に困ることはありません。
2,9月5日にいつも利用しているミニストップに行って楽天ギフトカードの在庫を確認し、在庫が潤沢にあったらApplePayのWAON(複数枚の発行が可能。私は8枚発行済み)に4万9000円ずつチャージする。
→ApplePayのWAONに残高チャージできるのは、1回4万9000円までです。5万円までチャージしようと思えばできますが、楽天ギフトカードを5万円買うと200円の収入印紙をレシートに貼らなければならず、店の負担になり(POSAカードを仕入れようという意欲をそぐ)、収入印紙を棚から出して貼るまでの時間もかかるため、4万9000円を残高チャージして4万9000円分の楽天ギフトカードを買うほうがよいと考えます。
→8月31日までWAONのチャージキャンペーンが開催中ですが、ApplePayのWAONで楽天ギフトカードが買えないとWAON残高の使い道に困ることになるため、8月中にWAON残高にチャージして9月10日に楽天ギフトカードをWAON払いするという作戦はやめたほうがよいと思います。
→ApplePayのWAONの残高チャージには、非公表の上限額がカードごと、人ごとに設定されており、上限額を超えるチャージをしようとしてもエラー表示が出てできない仕様になっています。半日ないし1日たてば解除されることが多いので、エラー表示が出たら時間を空けて1回試し、チャージができたらエラー表示がまた出るまでチャージをし、ということを繰り返す必要があります。
3,9月10日にミニストップ店頭で楽天ギフトカードを4万9000円ずつWAON払いで買う。
というようにしようと思っています。
なお、PayPayカードゴールドは年会費1万1000円が必要です。また、還元率は1.5%であり、PayPayステップ(前月に①1回200円以上の決済を30回以上、②全ての決済の合計額が10万円以上)を達成することで0.5%が加算されて還元率2.0%になります。
これに対し、住信SBIネット銀行のデビットカードであれば、毎月末日に1000万円を送金して翌月1日に戻す作業をしなければならないものの、年会費無料の「デビットカード Point+」が還元率2.0%、年会費1万1000円の「プラチナデビットカード」が還元率2.5%です。
https://www.netbk.co.jp/contents/company/press/2025/0530_003955.html
つまり、1000万円を自由にできるのであれば、住信SBIネット銀行のデビットカードでApplePayのWAON残高にチャージしたほうが簡単です(JALPayには残高チャージができません)。
しかし、住信SBIネット銀行のデビットカードでWAONチャージするためには、チャージする前にメールしてシステム制限の解除を依頼しなければならないという大変な手間がかかります。そのため、どうにもやる気が起きません。
【参考】
●【キャンペーン】ヤマダネオバンク、ヤマダデンキ店頭で還元率11%、デビットカード決済で還元率5.5%(~1/31)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/12/1155131.html
また、年会費永年無料になった「三井住友カードゴールド(NL)」であれば、年100万円決済ボーナス1.0%を足せば還元率1.5%になることから、そちらのほうがよいという意見もありそうです。
しかし、三井住友カードはWAONチャージをポイント付与や年100万決済ボーナスのカウントの対象外としています。JALPayチャージはポイント付与や年100万決済ボーナスのカウントの対象であるため、三井住友カードでWAONチャージしたいのであれば、
三井住友カード→JALPay→ApplePayのWAON
というルートをたどらなければなりません。
JALPayの還元率が0.1%に改悪されるのであればやめたいと思う人も多いでしょうが、WAONチャージがポイント付与対象のPayPayカード利用者はJALPayをやめることができても、WAONチャージがポイント付与対象外の三井住友カードの利用者はJALPayをやめたくてもやめることができません。
また、「三井住友カードゴールド(NL)」を利用しているのであれば年100万決済ボーナスをとりたいのですが、JALPayに残高チャージすれば簡単に達成することができますので、その意味でも三井住友カード利用者はJALPayをやめたくてもやめることができません。
というわけで、今回の改悪は誰にとっても非常に残念なお知らせということになります。
0 件のコメント:
コメントを投稿