野村アセットマネジメントは、2023年7月10日、信託報酬0.05775%の「はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)」を新規設定しました。
同分野で最大規模(純資産額1兆3758億円)の「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の信託報酬は0.1133%です。実に50%オフのバーゲンセールということもあり、注目を集めています。
新規設定当初は野村證券のつみたてNISA口座でしか買えませんでしたが、その後はネット証券会社が続々と取扱いをスタートしました。
7月28日にはSBI証券、8月10日にはauカブコム証券が販売を開始しました。そして、8月24日にはマネックス証券も取扱いを開始しました。
●【dポイントでslimシリーズが買える】大和コネクト証券の口座開設で1万2000円がもらえます
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/08/dslim12000.html
はじめてのNISAオールカントリーは、
1,現物運用で、日本株マザーファンドは2億1000万円
2,新規設定から1か月の運用に問題なし
ということですので、新規設定されたばかりではあるものの、何も心配することなく安心して買うことができます。
しかし、競合ファンドは、純資産額1兆3758億円のスリムオールカントリーです。9月8日付けではじめてのNISAオールカントリーとピッタリ同率に対抗値下げする旨を発表済みです。
野村アセットマネジメントの小池社長は、はじめてのNISAシリーズを「資産運用報国」のためにつくったとコメントしています。
【参考】●「はじめてのNISA」シリーズは「国の発展に貢献するため」(小池・野村アセット社長)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/08/nisa_23.html
しかし、そのためにはインデックス投資の定番となったスリムシリーズに勝たなければなりません。
信託報酬が同じままでは、純資産額がはるかに多いスリムシリーズを誰もが選ぶでしょうから、はじめてのNISAシリーズにはコスト面でもうひと頑張りしてほしいですし、はじめてのNISAシリーズがこのまま何も動かなければスリムシリーズに圧し潰されて搾りかすしか残らない、そんな未来が訪れることでしょう。
男爵様
返信削除自分は、tsumiki証券でセゾン資産形成の達人ファンドを積み立ててきて、エポスゴールドカードに格上げしてもらいました。
ここまでオルカンの信託報酬が下がると、達人ファンドはオルカンに全く勝ち目はありませんので、中野さんも退任されたこともあり(こちらの要因の方が大きいです)、
達人ファンドを売却してオルカンに変更したいと思いました。
男爵様も先日、保有していたセゾングロバラを売却したと伺いました。
今後、エポスカードは利用予定はないのですが、せっかくゴールドカードにしてもらえたので保有しておく方がよいでしょうか?
コメントありがとうございます。
返信削除>今後、エポスカードは利用予定はないのですが、せっかくゴールドカードにしてもらえたので保有しておく方がよいでしょうか?
全く利用しなくても年会費無料ですから、解約するのは勿体ないです。
以前、「エポスゴールドを解約後、JQカードで年50万円利用すればJQゴールドのインビテーションが来るのかどうか」をデスクに確認したら「一度解約した人は難しいかもしれない」というようなことを言っていたので、安易に解約しないほうが良いと思います。
残念ながら
返信削除マネックスの投信ポイントの対象外ファンドでしたね
コメントありがとうございます。
返信削除>マネックスの投信ポイントの対象外ファンドでしたね
スリムオールカントリーも、対抗値下げ後は対象外になるのでしょうね。
仕方がないことですが、税抜き販売会社報酬の全額をポイント還元するSBI証券のお得さが光りますね。