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2023年11月7日火曜日

【追記あり】「楽天オールカントリー」と「楽天S&P500」、最安値を単独更新(12/1~)

「楽天オールカントリー」と「楽天S&P500」が予想を超えて売れていることは、下記でお伝えしました。
【参考】
●「楽天オールカントリー」と「楽天S&P500」、予想を超える大健闘
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/11/sp500.html


両ファンドは、2024年12月1日、信託報酬を引き下げ、業界最安値を単独更新します。




※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●三井住友カード、5万円決済で1000p(11/23~11/26利用分)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/11/51000p11231126.html



ソースは、日経速報ニュース(2023/11/07 19:00)です。

●楽天投信のファンド手数料、単独で業界最低に
楽天投信は「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」と「楽天・S&P500インデックス・ファンド」を10月末に設定した。信託報酬はそれぞれ年0.05775%と0.09372%で三菱UFJアセットマネジメントが運用する商品などと同水準だ。12月より信託報酬をそれぞれ0.0561%0.077%に引き下げ、単独で最安にする。



つまり、こうなります。

楽天オールカントリー 0.05775%→0.0561%
楽天S&P500 009372%→0.077%


信託報酬を税込0.0561%(税抜0.051%)にすることは、かねてから私が勝手に提言していたことでした。

スリムシリーズと同率であれば、誰もがみなスリムシリーズを買います。これでは最初から勝負になりません。
せっかく信託銀行が税抜0.017%の報酬を承知してくれたわけですから、運用会社報酬も販売会社報酬も税抜0.017%にして、信託報酬は税抜0.051%とすべきでした。
そして、税抜0.051%を「楽天最強ファンド」の統一的な信託報酬とし、S&P500ファンドの信託報酬も税抜0.051%にすべきでした。

https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/10/blog-post.html


楽天オールカントリーはよいとして、楽天S&P500の0.77%はせこく刻みすぎです。
潔く税抜0.051%に引き下げ、税抜0.051%をシリーズを通した信託報酬にすればインパクト抜群だったことを思うと、非常に残念です。

なにより、11月13日には、信託報酬0.05775%の「〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・S 米国株式500インデックスファンド」が新規設定されます。
【参考】
●ニッセイ・S 米国株式500、新シリーズではなかった(先進国株は出ない)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/10/s-500.html


スリムS&P500とスリム全米国はニッセイ・S米国株500に対抗値下げするでしょうから、米国株インデックスファンドのコスト競争の最先端は0.05775%になるでしょう。

私は、今こそ「楽天最強ファンド」に改名し、シリーズ全体の信託報酬を0.0561%で統一し、法定書類の作成費用も運用会社負担に変更すべきと考えます。
【参考】
●楽天オールカントリー、こうすればよかった
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/10/blog-post.html



【2023.11.8追記】

リリースが出ました。


信託報酬(税抜)の内訳は、次のとおりです。
なお、楽天証券で保有すると、販売会社報酬(税抜)に相当する投信残高ポイントがもらえます。

●楽天オールカントリー
運用会社・販売会社・信託銀行 全て0.017%

●楽天S&P500
運用会社 0.025%
販売会社 0.028%
信託銀行 0.017%


5 件のコメント:

  1. 楽天が基幹商品のバンガード全米、全世界を放置したまま現物株運用にかじを切りSP500とオルカンで勝負に出るとはさすが楽天だと感嘆しました
    これで、SBI.Vシリーズが苦しくなってきましたね
    スリム米国はニッセイに対抗するでしょうから、SP500は0.05台が主戦場になります
    基幹商品のSBI.V.SP500は果たして対抗値下げしてくるのか?
    まさか、SBIも現物株運用のSP500やオルカンをリリースして対抗するのか?
    まさに筋書きのないドラマ
    梅本社長は逃げるのか、漢を見せるのか、、、

    返信削除
  2. 法定書類の作成費用とはどのくらいなのでしょうか。

    返信削除
  3. コメントありがとうございます。

    >SBI.V.SP500は果たして対抗値下げしてくるのか?

    実質信託報酬を0.05775%にすると、米国ETFの経費率0.03%を含めなければならず、残りの0.02775%を運用会社・販売会社・信託銀行で分け合わなければなりません。

    信託銀行報酬は楽天オールカントリーが0.0187%まで下げることができたので、仮に信託銀行が0.0187%でやってくれたとしても、運用会社報酬と販売会社報酬にできるものは0.00905%しか残りません。

    私は、SBI・Vシリーズが対抗することは無理だと思います。

    >法定書類の作成費用とはどのくらい

    下記記事をご覧ください。
    運用会社によってかなりの差があるため、これを外出しした楽天の2ファンドは私は怖くて買えません。

    https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/04/tracers_14.html

    返信削除
  4. リリースではまたもや
    楽天+(プラス)シリーズとして年内のラインナップ拡充をアピールしてますね
    となると、先進国株、新興国株、TOPIX、日経平均あたりですかね
    先進国株の0.07台は期待できそうです

    返信削除
  5. コメントありがとうございます。

    >楽天+(プラス)シリーズ

    シリーズ名がないのはまずいことに気づいたのは良かったのですが、突然「+(プラス)シリーズ」と言われても言われた方は意味不明で飲み込めませんので、素直に「楽天最強ファンド・全世界株式(オール・カントリー)」と改名したほうがいいのではないでしょうか。

    >年内のラインナップ拡充

    私は、楽天オールカントリーのマザーファンドを拡充するためにも、

    楽天最強ファンド・日本株式(MSCIジャパン)
    楽天最強ファンド・先進国株式(MSCIコクサイ)
    楽天最強ファンド・新興国株式(MSCIエマージング・マーケット)

    を新設し、既存の2ファンドは

    楽天最強ファンド・全世界株式(MSCIオール・カントリー)
    楽天最強ファンド・米国株式(S&P500)

    に改名し、シリーズ全体として信託報酬0.0561%にするのがベストだと思っています。

    >先進国株の0.07台は期待できそう

    楽天S&P500がスリムS&P500と同率だったことを考えると楽観できませんが、期待して待ちたいと思います。

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