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【先頭固定】誰でもできる超カンタン投資術(2024.3)

本稿は、当ブログ(「 たわら男爵のインデックスファンド投資術 」)及び旧ブログ(「 40代でアーリーリタイアしたおっさんがたわら先進国株でベンツを買うブログ 」)の集大成として、何らの知識がなくても実践できる資産形成の具体的なやり方をお伝えするものです(この記事の後で カテゴリ ...

2024年1月4日木曜日

「新NISA」で得する方法(初級編)

週刊現代の下記記事を読みました。


●株で10万円儲けたら、政府が2万円もっていく…そんなバカな話があるか!ついに始まった「新NISA」で得する方法を専門家に聞いた【初級編】
https://gendai.media/articles/-/121932


一問一答方式になっていますので、私が勝手に回答を考えたいと思います(全3回の1回目)。




●「新NISA」で得する方法(中級編)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/01/nisa_84.html

●「新NISA」で得する方法(上級編)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/01/nisa_5.html


Q1 そもそも、資産の運用って必要?

A1 毎月の収入をやりくりして貯金し、退職金や年金とあわせて退職後から死ぬまでの生活費を賄えると自信をもって断言できるのであれば資産運用の必要はありません。



Q2 '24年1月から始まるNISAは何が新しい?

A2 生涯投資枠1800万円の枠の中で売ったり買ったりが自由にできる点が新しいと言えます(ただし、買えるのは年間360万円まで、売った後に生涯投資枠が回復するのは翌年以降)。

2023年までのNISA(一般NISA、つみたてNISA)には「生涯投資枠」や「売却後の枠の復活」という概念はありませんでした。
2023年までのNISA(一般NISA、つみたてNISA)は、毎年1月1日になると1本の非課税投資枠が新規発生し、その枠を使っても使わなくてもその年の12月31日になるとその枠は閉鎖され、非課税投資期間(最初の年を含めて、一般NISAは5年、つみたてNISAは20年)が満了した時点で特定口座に自動払い出しされるというものでした(非課税期間が満了する前に売却することもできますが、売却金額に対応する枠は永久に消滅することになります)。

これに対し、2024年からの新NISAでは、2024年1月1日に生涯投資枠1800万円の1本の非課税投資枠が発生し(ただし、投資可能な金額は毎年360万円まで。売却したら翌年に枠が復活します)、それが死ぬまで存続することになります。



Q3 非課税ってどういうこと?

A3 投資信託を購入すると、①分配金が出れば配当益、②基準価額が上昇すれば値上がり益がそれぞれ発生します。分配金が出た時点で分配金の20.315%、売却した時点(=値上がり益が確定した時点)で値上がり益の20.315%について、所得税・住民税が課税されます。
しかし、NISA口座で購入した投資信託は、これらが課税されず、配当益や値上がり益の100%が自分のものになります。



Q4 どうやってNISA口座を開く?

A4 2023年までのNISA(一般NISA、つみたてNISA)の口座がある人は、そのNISA口座がある証券会社に自動的に新NISAのNISA口座が開設されています。
2023年までのNISA(一般NISA、つみたてNISA)の口座がない人は、好きな証券会社でNISA口座を開設してください。私が推奨するのはSBI証券ですが、公式サイトを見れば口座開設方法が詳しく説明されています。

なお、証券会社の口座開設をする際は、ポイントサイトを経由するとお得です。「ニフティポイントクラブ」に登録し、「ニフティポイントクラブ」を経由してSBI証券の口座開設をすると4000円相当のポイントがもらえます。

ニフティポイントクラブに登録したことがない人は、下記リンク経由で申し込むと600pがもらえます(通常の紹介特典は500pのところ、私は「認定ユーザー」のため600pになります)。

【紹介リンク】
https://lifemedia.jp/entry/3716031/welcome



Q5 どの証券会社を選べばいい?

A5 SBI証券にすべきです。
寄らば大樹の陰。死ぬまでの付き合いになりますので、最大手であるSBI証券がお勧めです。
SBI証券であれば、三井住友プラチナプリファード決済で投信を買うと、還元率5.0%になります。
【参考】
●三井住友カード投資(SBI証券)に最適なクレジットカード



Q6 インターネットに詳しくなくても大丈夫?

A6 パソコンを使ってネット検索できる人であれば全く問題ありません。



Q7 いくらから投資できる?

A7 最低買付金額は100円です。



Q8 どんな商品を買えばいい?

Q8 たわらノーロード先進国株式だけをひたすら買ってください。他の投信を買う必要はありません。
オールカントリー(全世界株)でもなく米国株でもなく、なぜ先進国株なのかについては、下記記事の「3,買うのは「たわら先進国株」だけでよい。」をご覧ください。
【参考】
●誰でもできる超カンタン投資術(2024.1)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/05/20235_25.html



Q9 今すぐ始めたほうがいい?

A9 思い立ったが吉日。



いつやるか? 今でしょ!




Q10 値下がりしたら売ったほうがいい?

A10 一度買ったら、老後の必要な時までひたすら保有し続けるべきです。基準価額が下がったら「いずれ稲妻が輝き史上最高値は必ず更新される」、基準価額が上がったら今の高値は将来の安値」と念仏のように何度も何度も繰り返し唱えて魂に刻みつけ、絶対に売ってはなりません。



スッポンになれ!
【参考】
●スッポンになれ(インデックス投資は44年後までは大丈夫)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1815.html


3 件のコメント:

  1. 「旧NISAと完全別口座だから、どっかのタイミングで売却しないと複利のメリット受けられない」と言う方をたまに見かけますが、何故このような考えになるのか理解に苦しみます。
    どう説明すれば分かってもらえるでしょうか?

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  2. コメントありがとうございます。

    >「旧NISAと完全別口座だから、どっかのタイミングで売却しないと複利のメリット受けられない」と言う方をたまに見かけます

    下記のように説明したらよいと思います。

    1,「複利のメリット」などというものは存在しません。
    http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-2358.html

    2,旧NISA口座内のリスク資産は非課税期間満了時に特定口座に自動的に払い出されるところ、その際、取得価格が再計算され、「実際の取得価格+値上がり益」が特定口座自動移管時の取得価格になるため、旧NISA口座内で売却をせずに放置して特定口座に自動移管されたとしても、売却時と全く同程度の非課税メリットを受けることができます。

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    返信
    1. ありがとうございます。
      新規参入の方に噛み砕いて説明するのは骨が折れますが頑張ります。

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